RH850ファミリは,ユーザ・アプリケーション内にデバッグ命令を埋め込んでソフトウェア・トレースを出力できる機能を備えています。
ユーザ・アプリケーション内に各命令を埋め込むことで,アプリケーションの解析に活用することができます。
また,CS+の一部のソリューションでは,DBTAGを使用して機能を実現しています。
各ソリューションによるデバッグ命令の使用方法については,以下を参照してください。
ソフトウェア・トレースの動作設定については「2.13.1 トレース動作の設定をする」を参照してください。
DBTAGで出力可能なimm10については,CS+の各ソリューションの同時使用を考慮して,以下のフォーマットを定義しています。
各ソリューションで使用しているID番号は以下です。(括弧内の値はimm10)
0x0(0x1),0x1(0x9),0x2(0x11),0x3(0x19)
0x4(0x21),0x5(0x29),0x6(0x31),0x7(0x39),0x8(0x41),0x9(0x49),0xa(0x51),0xb(0x59),0xc(0x61),0xd(0x69)