-misra_intermodule 【Professional版のみ】 【V3.01.00以降】


コンパイル・オプション / ソースオプション

[指定形式]

-misra_intermodule=<ファイル名>

 

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省略時解釈

なし(複数ファイルにまたがるMISRA-C:2012ルールのソースチェックを行いません)

[詳細説明]

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複数ファイルのシンボル情報を<ファイル名>に収集して、複数ファイルにまたがるMISRA-C:2012ルールのソースチェックを行います。<ファイル名>が存在しない場合は新規作成し、<ファイル名>が存在する場合は追加保存します。

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本オプションは-misra2012オプション指定時のみ有効です。-misra2012オプションが指定されていない場合は、警告を出力し本オプションを無視します。

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<ファイル名>を省略した場合はエラーとなります。

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解析の有効範囲が「システム」であるルールに対して、本オプションを適用します。本オプションでチェック可能なMISRA-C:2012ルールは以下の通りです。

5.1 5.6 5.7 5.8 5.9

8.3 8.5 8.6

[例]

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a.c、b.c、c.cに対して複数ファイルにまたがるMISRA-C:2012ルールのソースチェックを行います。

> ccrx -isa=rxv3 -misra2012=all -misra_intermodule=test.mi a.c b.c c.c

[備考]

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<ファイル名>の拡張子に.{c|a|f}は指定できません。指定した場合はエラーとなります。また、<ファイル名>が他の入出力ファイルと重複する場合は、動作を保証しません。

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チェック対象のファイル数が多く、<ファイル名>に入るシンボル情報が膨大になると、コンパイル速度が遅くなります。

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<ファイル名>作成後にソースファイルを修正した場合は、再コンパイルすることで<ファイル名>の情報が更新されます。ソースファイルを削除するかソースファイル名を変更した場合は<ファイル名>の情報を更新できないため、<ファイル名>を削除してMISRA-C:2012ルールのソースチェックをやり直してください。

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本オプションをStandard版コンパイラで指定するとエラーとなります。