-pic 【V1.07.00以降】


PIC機能を有効にします。

[指定形式]

-pic

 

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省略時解釈

PIC機能を無効にします。

[詳細説明]

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PIC機能とは,関数の配置先セクションを位置独立にする機能です。

PIC機能の詳細については,「4.2.6.1 関数とデータのセクション割り当て」「8.6 PIC/PID機能」を参照してください。

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本オプションを指定すると,関数コードの出力先セクションを,text属性セクションからpctext属性セクションに変更します。

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pctext属性セクションに配置した関数に対する参照は,すべてPC相対で行います。これによって,pctext属性セクションは,リンク後に任意のアドレスに配置することができます。

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本オプション指定時は,既定義マクロ__PICが有効になります。

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-pirodオプションと同時に指定しない場合,エラーとなります。