7.1 提供ライブラリ

CC-RLで提供しているライブラリは,次のとおりです。

表 7.1

提供ライブラリ

提供ライブラリ

ライブラリ名

概要

標準ライブラリ

 

【V1.03以降】

(calloc,free,malloc,reallocを除く)

rl78nm4s.lib

rl78nm4s99.lib 【V1.07以降】

拡張命令なし,演算器なし8ビットCPU/16ビットCPU用

rl78cm4s.lib

rl78cm4s99.lib 【V1.07以降】

乗除・積和演算器使用16ビットCPU用

rl78em4s.lib

rl78em8s.lib

rl78em4s99.lib 【V1.07以降】

rl78em8s99.lib 【V1.07以降】

乗除算拡張命令使用16ビットCPU用

【V1.03以降】

標準ライブラリ

(calloc,free,malloc,realloc)

malloc_n.lib

通常用malloc系ライブラリ

malloc_s.lib

セキュリティ機能用malloc系ライブラリ

【Professional版のみ】

ランタイム・ライブラリ

rl78nm4r.lib

拡張命令なし,演算器なし8ビットCPU/16ビットCPU用

rl78cm4r.lib

乗除・積和演算器使用16ビットCPU用

rl78em4r.lib

rl78em8r.lib

乗除算拡張命令使用16ビットCPU用

スタートアップ・ルーチン

cstart.asm

スタートアップ・ルーチン

 

変数ポインタを引数に持つ標準ライブラリ関数に対してfarポインタを渡したい場合は,関数名が“_COM_”から始まるfar変数ポインタ用の関数をユーザが呼ぶ必要があります。なお,-far_romオプション指定時は,ヘッダ・ファイルの関数マクロが有効になり,自動的にfar変数ポインタ用の関数が呼ばれます。