ルネサス
-library
<コンパイル・オプション / 最適化オプション>
[指定形式]
-library = { function | intrinsic }
-
省略時解釈
library=intrinsicです。
[詳細説明]
-library=functionを指定した場合、全てのライブラリ関数の呼び出しは、標準ライブラリが提供する各種サブルーチンの呼び出しになります。
-library=intrinsicを指定した場合、次のライブラリ関数の呼び出しが、対応する機能を持つRX命令に置き換わります。
abs
fabsf/fabs*1/fabsl*1
sqrtf*2/sqrt*3/sqrtl*3
memchr/strlen/strcpy/strncpy/strcmp/strncmp/strcat/strncat
注 1.
-dbl_size=4を指定した場合、または-dpfpuを指定した場合。
注 2.
-isaオプションにrxv1以外を指定し、かつ-fpuを指定した場合。
注 3.
-isaオプションにrxv1以外を指定し、かつ-fpu -dbl_size=4を指定した場合。または-dpfpuを指定した場合。
[備考]
命令に置き換わったライブラリ関数の呼び出しは、変数errnoの内容を変更しません。