8.2 ファイルの構成

RX用の統合開発環境が提供しているスタートアップ・ルーチンは、以下のとおりです。

表 8.1

統合開発環境で生成されるプログラムの一覧

 

ファイル名

内容

(a)

resetprg.c

初期設定ルーチン (リセットベクタ関数)

(b)

intprg.c

ベクタ関数の定義

(c)

vecttbl.c

固定ベクタテーブル *1

(d)

dbsct.c

セクションの初期化処理(テーブル)

(e)

lowsrc.c

低水準インタフェースルーチン(C言語部分)

(f)

lowlvl.src

低水準インタフェースルーチン(アセンブリ言語部分)

(g)

sbrk.c

低水準インタフェースルーチン(sbrk関数)

(h)

typedefine.h

型定義ヘッダ

(i)

vect.h

ベクタ関数のヘッダ

(j)

stacksct.h

スタックサイズの設定

(k)

lowsrc.h

低水準インタフェースルーチン(C言語ヘッダ)

(l)

sbrk.h

低水準インタフェースルーチン(sbrk関数のヘッダ)

注 1.

RXv1命令セットアーキテクチャの場合です。
RXv1命令セットアーキテクチャ以外の場合は、「例外ベクタテーブル」となります。