Everything
 

デバッグ・マネージャ パネル


選択しているマイクロコントローラがマルチコア対応版の場合において,デバッグ対象とするコア(PE:プロセッサ・エレメント)の選択,およびその状態の表示を行います(「2.10 コア(PE)の選択」参照)。

なお,このパネルは,デバッグ・ツールと接続時のみオープンすることができます。

注意

選択しているマイクロコントローラがシングルコア版の場合,このパネルをオープンすることはできません。

図 A.3

デバッグ・マネージャ パネル

 

ここでは,次の項目について説明します。

[オープン方法]

-

[表示]メニュー→[デバッグ・マネージャ]を選択

[各エリアの説明]

(1)

[デバッグ対象コアの指定]エリア

デバッグ対象とするPEをオプション・ボタンにより指定します。

備考 1.

【シミュレータ】

プログラム実行中はこのエリアは無効となります。

備考 2.

デバッグ対象コアの指定は,メイン・ウインドウのステータスバー上においても行うことができます。

(2)

[デバッグ対象コアの状態]エリア

現在選択しているコアの状態を表示します。

備考

このエリアに表示される内容は,メイン・ウインドウのステータスバー上においても確認することができます。

(a)

[実行状態]

現在のプログラムの実行状態を次のアイコンと文字列で示します。

プログラムの状態

表示内容

実行中

RUN

停止中

BREAK

ステップ実行中

STEP

(b)

[コア・ステータス]

現在のデバッグ・ツールのコアの状態を示します。

なお,同時に複数の状態になっている場合は“&”で区切って状態を列挙して表示します。

デバッグ・ツール

表示内容

状態

Full-spec emulator

E1/E20

Halt

HALTモード中

Stop

STOPモード中

Reset

リセット状態

Pow Off

ターゲットに電源が供給されていない状態

Initial Stop

初期停止状態

Deep Stop

Deep Stopモード中

Cyclic Run

Cyclic Runモード中

Cyclic Stop

Cyclic Stopモード中

Cyclic Disable

メインコアがCyclic Run モードまたはCyclic Stop モードの時の,メインコア以外のコアの状態

シミュレータ

Halt

HALTモード中

StopIdle

STOP/IDLEモード中

Reset

リセット状態

(c)

[カレントPC]

現在のカレントPC位置の値を16進数で示します。

このボタンをクリックすると,エディタ パネル上のカレントPC位置へキャレットを移動します。

[ツールバー]

ツールバーの機能は,メイン・ウインドウ上のデバッグ・ツールバーの機能と同等です。

各ボタンの機能についての詳細は,「(2) デバッグ・ツールバー」を参照してください。