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2.22.2 シンボル名の入力補完機能

シンボル名の入力補完とは,アドレス式などを入力する際に,プログラム中に存在するシンボル名のリストから1つを選択することにより,ユーザのシンボル名の入力作業を補佐する機能です。

シンボル名のリストは,この機能に対応するテキスト・ボックスにおいて,目的のシンボル名の一部が入力されている状態で[Ctrl]+[Space]キーを押下することにより表示されます。リスト内において,目的のシンボル名をダブルクリックすることで(または,[↑]/[↓]キーによりシンボル名を選択したのち,[Space]/[Enter]キーを押下),入力中のシンボル名が補完されます。

なお,この際に,[Space]/[Enter]キー以外のキーが押下された場合,または現在操作対象としているパネル/ダイアログからフォーカスが移動した場合は,シンボル名のリストは消失します(シンボル名の入力補完は行われません)。

注意 1.

テキスト・ボックスにおいて,1文字も入力されていない場合,または候補が1つも存在しない場合は,シンボル名のリストは表示されません。

注意 2.

シンボル名の入力補完機能に必要な情報は,ロード・モジュール・ファイルのダウンロード時に生成されるため,この情報を生成するとダウンロード時間,およびホスト・マシンのメモリ消費量が増加します。シンボル名の入力補完機能を使用しない場合は,ダウンロード・ファイル ダイアログの[入力補完機能用の情報を生成する]項目で[いいえ]を選択し,この機能を無効化することを推奨します(デフォルト:[はい])。
ただし,GHSコンパイラを使用している場合,この機能を無効化することはできません([入力補完機能用の情報を生成する]項目の選択は無視されます)。

備考

シンボル名の入力時に,この機能を使用できるか否かは,該当するパネル/ダイアログの入力エリアの説明を参照してください。

図 2.98

シンボル名の入力補完機能