Everything
2.11.2.3 現在のアドレスから実行する

現在のアドレス(カレントPC値で示されるアドレス)からプログラムの実行を開始する方法には,次の種類があります。

(1)

通常の実行

デバッグ・ツールバーの ボタンをクリックします。

この操作により実行を開始した場合,次のいずれかの状態までその実行を続けます。

 

-

ボタンのクリック(「2.12.2 プログラムの実行を手動で停止する」参照)

-

PCがブレークポイントに到達(「2.12.3 任意の場所で停止する(ブレークポイント)」参照)

(2)

ブレーク関連のイベントを無視した実行

デバッグ・ツールバーの ボタンをクリックします。

この操作により実行を開始した場合,次のいずれかの状態までその実行を続けます。

-

ボタンのクリック(「2.12.2 プログラムの実行を手動で停止する」参照)

備考

この操作により実行を開始した場合,アクション・イベントの発生も無視されます。

(3)

キャレット位置までの実行

エディタ パネル/逆アセンブル パネルにおいて,プログラムを停止させたい行/命令にキャレットを移動したのち,コンテキスト・メニューの[ここまで実行]を選択します。

この操作により実行を開始した場合,次のいずれかの状態までその実行を続けます。

 

-

PCがキャレット位置のアドレスに到達

-

ボタンのクリック(「2.12.2 プログラムの実行を手動で停止する」参照)

注意

キャレット位置の行に対応するアドレスが存在しない場合は,下方向の有効な行までプログラムを実行します(有効な行が存在しない場合は,エラーとなります)。

備考

この操作により実行を開始した場合,アクション・イベントの発生も無視されます。