メモリの値の検索は,コンテキスト・メニューの[検索...]を選択することによりオープンするメモリ検索 ダイアログで行います。検索の際は,メモリ値エリアと文字列エリアのうち,キャレットのあるエリアが対象となります。
テキスト・ボックスに直接入力するか(最大指定バイト数:256バイト),またはドロップダウン・リストより入力履歴項目を選択します(最大履歴数:10個)。検索の対象がメモリ値エリアの場合,そのエリアと同じ表示形式(表示進数/サイズ)でデータを入力する必要があります。
また,検索の対象が文字列エリアの場合では,検索するデータとして文字列を指定する必要があります。指定した文字列は,そのエリアで表示しているエンコード形式でデータに変換され検索されます。
なお,このダイアログをオープンする直前にメモリ値を選択していた場合は,デフォルトでその値が表示されます。
このリスト項目は,メモリ・マッピング ダイアログで表示しているメモリ・マッピングを個々に表示します。 |
この項目は,「(2) [検索する範囲]の指定」で[アドレス範囲を指定する]を選択した場合のみ有効となります。
メモリ値検索の対象となるアドレス範囲を“開始アドレス-終了アドレス”で指定します。それぞれのテキスト・ボックスにアドレス式を直接入力するか(最大指定文字数:1024文字),またはドロップダウン・リストにより入力履歴項目(最大履歴個数:10個)を選択することにより行います。入力したアドレス式の計算結果を,それぞれ開始アドレス/終了アドレスとして扱います。
ただし,検索可能なアドレスの上限値は,プログラム空間の上限アドレス(0x03FFFFFF)です(ミラー領域は検索対象となりません)。
また,32ビットで表現できる値より大きいアドレス値を指定することはできません。
このテキスト・ボックスで[Ctrl]+[Space]キーを押下することにより,現在のキャレット位置のシンボル名を補完することができます(「2.22.2 シンボル名の入力補完機能」参照)。 |
[前を検索]ボタンをクリックすると,指定した範囲内でアドレスの小さい方向に検索を行い,検索結果箇所をメモリ パネル上で選択状態にします。
[次を検索]ボタンをクリックすると,指定した範囲内でアドレスの大きい方向に検索を行い,検索結果箇所をメモリ パネル上で選択状態にします。