次に示すカテゴリごとに,データフラッシュ・エミュレーションの設定を行います。
ただし,このタブは,選択しているマイクロコントローラがデータフラッシュ・メモリ内蔵品の場合のみ表示されます。
データフラッシュ・エミュレーション機能に関する設定を行います。
データフラッシュ・エミュレーション機能を使用するか否かを選択します。
データフラッシュ・エミュレーション機能を使用する場合は[はい]を選択してください(デフォルト:[いいえ])。
データフラッシュ・メモリへの書き込み時間に関する設定を行います。
データフラッシュ・メモリへ書き込む際の遅延時間をシミュレートします。
シミュレート値を,次のドロップダウン・リストにより選択してください。
書き込みを行う際の遅延時間をシミュレートする対象アドレスを指定します。
直接入力により,0xF1000~0xFFFFFの範囲の16進数で指定してください(デフォルト:[F1000])。
直接入力により,0x0~0xFFFFFの範囲の16進数で指定してください(デフォルト:[0])。
なお,マスクは,書き込み対象アドレスに対してビット単位で“0”をDon’t Careとします。
データフラッシュ・エミュレーションを行う際のデータフラッシュ・マクロ・サービスに関する設定として,フラッシュ関数の動作を設定します。
エミュレートを行うデータフラッシュ・マクロ・サービスで発生させるエラーを指定します(エラー値は,通常のエミュレーションでは返ることがありません)。
発生させるエラーの種類は,このプロパティのサブプロパティとして4パターン([0]/[1]/[2]/[3])まで指定することができます。エラーを強制的に返す場合は,各[発生させるエラー]サブプロパティにおいて,次のいずれかを選択したのち,下段に表示される[エラーの対象アドレス],および[エラー対象アドレスのマスク値]サブプロパティにおいて,エラーを発生させるフラッシュ・メモリ領域内のアドレス(0xF1000~0xFFFFF),およびそのマスク値(0x0~0xFFFFF)を,16進数で直接入力により指定してください。
デフォルトでは,[エラーの対象アドレス]:[F1000]/[エラー対象アドレスのマスク値]:[0]が指定されます。