変数一覧 パネル上の変数にアクセス系のブレーク・イベントを設定します。
操作は,対象となる変数の表示行を選択したのち(選択行左端にカレント行マーク(
)が表示されていることを確認),コンテキスト・メニューより次のいずれかを選択し,[Enter]キーを押下します。
- | [アクセス・ブレークの設定]→[変数に読み込みブレークを設定]: リード・アクセスによるブレーク |
- | [アクセス・ブレークの設定]→[変数に書き込みブレークを設定]: ライト・アクセスによるブレーク |
- | [アクセス・ブレークの設定]→[変数に読み書きブレークを設定]: リード/ライト・アクセスによるブレーク |
この際に,コンテキスト・メニュー内のテキスト・ボックスに値を指定することができます。
この場合,指定した値でアクセスした場合のみブレークします。テキスト・ボックス内に値を指定せず[Enter]キーを押下した場合は,値にかかわらず対象変数に指定アクセスがあった場合にブレークします。
図 2.17 | 変数一覧 パネルにおけるブレーク・イベントの設定例 |
注意 1. | この操作は,デバッグ・ツールと接続時のみ行うことができます。 |
注意 2. | 【RX】
組み合わせブレークの場合,組み合わせ条件が“OR”の場合のみ有効となります。 |
なお,この操作により設定されたブレーク・イベントは,イベント名を“変数のアクセス・ブレーク”としてイベント パネル上で管理されます。
図 2.18 | イベント パネルのブレーク・イベント(アクセス系)の設定例 |
備考 | 該当箇所にすでにブレーク・イベントが設定されている場合は,次の動作となります。 |
- | 有効状態のブレーク・イベントが設定されている場合: 何もしません |
- | 無効状態のブレーク・イベントが設定されている場合: 有効状態にします |