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2.8.1.2 【E1】/【E20】/【EZ Emulator】/【COM Port】の場合

図 2.33

[ブレーク]カテゴリ【E1】【E20】【EZ Emulator】【COM Port】

(1)

[優先的に使用するブレークポイントの種類]

このプロパティは,選択しているマイクロコントローラが,複数のブレークポイントの種類をサポートしている場合のみ表示されます。

エディタ パネル/逆アセンブル パネルにおいて,マウスのワンクリック操作で設定するブレークポイントの種別を選択します。

ブレークポイントの用途に合わせて,次のドロップダウン・リストから選択します。

ハードウエア・ブレーク

ハードウエア・ブレーク機能を使用した,ハードウエア・ブレークポイントを優先的に設定します。

設定すると,ハードウエア・ブレーク・イベント(実行系)として扱われます。

ソフトウエア・ブレーク

ソフトウエア・ブレーク機能(【シミュレータ】以外)を使用した,ソフトウエア・ブレークポイントを優先的に設定します(デフォルト)。

設定すると,ソフトウエア・ブレーク・イベントとして扱われます。

注意

指定した種類のブレークポイントの設定数が制限を越える場合(「2.15.7.1 有効イベント数の制限」参照),もう一方の種類のブレークポイントが使用されます。

(2)

[停止時にタイマ系周辺エミュレーションを停止する]

プログラム実行停止時に,エミュレータのタイマ系周辺エミュレーション機能を停止(Peripheral Break)するか否かを選択します。

停止する場合は[はい]を選択してください(デフォルト:[いいえ])。

なお,選択しているマイクロコントローラがオープン・ブレーク機能搭載品の場合,このプロパティで[はい]を選択すると,CPU停止時にオープン・ブレークの対象端子がHi-Zになります([いいえ]を選択している場合では,対象端子は通常状態のままで動作します)。

(3)

[停止時にシリアル系周辺エミュレーションを停止する]

このプロパティは,選択しているマイクロコントローラが,シリアル系周辺エミュレーションを停止(Peripheral Break)する機能をサポートしている場合のみ表示されます。

プログラム実行停止時に,エミュレータのシリアル系周辺エミュレーション機能を停止するか否かを選択します。

停止する場合は[はい]を選択してください(デフォルト:[いいえ])。

(4)

[端子リセット発生時にブレークポイントを復帰する]

このプロパティは,選択しているマイクロコントローラが端子リセット発生時のブレークポイント復帰機能をサポートしており,かつ[接続用設定]タブ上の[フラッシュ]カテゴリ内[フラッシュ書き換えを許可する]プロパティにおいて[はい]を選択した場合のみ表示されます。

端子リセット発生時に,ブレークポイントを復帰するか否かを選択します。

[はい]を選択した場合,端子リセット発生時にCPUを一瞬停止してブレークポイントの復帰を行います(デフォルト)。

[いいえ]を選択した場合,端子リセット発生時にブレークポイントは復帰することなく無視され,プログラム停止時に復帰します。