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1. 2  特  長

以下に,タスク・アナライザ・ツールの特長を示します。
- 処理プログラムの実行遷移状況
RI600V4を組み込んだ処理プログラムの実行遷移状況をグラフィカルに表示することにより,サービス・コールの発行に伴うタスクの切り替え,割り込みの発生に伴う割り込みハンドラへの制御移行などといった処理プログラムの実行遷移状況を明示的に解析することができます。
- リアルタイムOS資源の利用状況
処理プログラムからサービス・コールが発行された際には,リアルタイムOS資源(セマフォ,イベントフラグなど)へのアクセス状況をイベント・マークとして表示することにより,各種リアルタイムOS資源の利用状況を明示的に解析することができます。
- CPUの使用状況
処理プログラムのCPU使用状況(CPU使用率,累計実行時間など)を表形式で表示することにより,処理プログラムの実行時間を定量的に解析することがきでます。
- CS+との連携
タスク・アナライザ・ツールからCS+のエディタ パネル,逆アセンブル パネルなどにジャンプすることができるため,問題箇所を迅速に特定することができます。