ミラー先領域のアドレス範囲を指定します。
[指定形式]
-mirror_region=start_address,end_address
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-devオプションを指定していない場合,ミラー領域を持たないデバイスとみなして動作します。
[詳細説明]
- | ミラー先領域のアドレス範囲(先頭アドレス,末尾アドレス)を指定します。 |
- | ミラー元領域のアドレス範囲を算出するために使用します。
CPUコアの種別がRL78-S1の場合は0xF8000を,RL78-S2,またはRL78-S3の場合は0xF0000をこれらのアドレスから減算し,ミラー元領域のアドレス範囲とみなします。0xF0000~0xFFFFFの範囲外の値を指定した場合はエラーとなります。 |
- | -devオプション指定時に本オプションを指定した場合は,エラーとなります。 |
- | -cpuオプション指定時に本オプションを指定しない場合は,ミラー領域を持たないデバイスとみなして動作します。 |
- | -mirror_source=commonオプション指定時に本オプションを指定した場合は,エラーとなります。 |
[使用例]
>asrl -cpu=S2 -mirror_region=0xf3000,0xfaeff main.asm
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