17.5.3 イベントフラグ情報
といった項目を個々のイベントフラグに対して定義します。
なお,イベントフラグ情報として定義可能な数は,1つのIDに対して1個に限られます。
CRE_FLG ( flgid, { flgatr, iflgptn } );
|
以下に,イベントフラグ情報で記述する項目について示します。
イベントフラグのIDを指定します。
なお,
flgidとして指定可能な値は“0x1~0xff,または名前”に限られます。
備考
flgidに“名前”を指定した場合,CF850V4はIDの自動割り付け処理を行います。なお,名前とIDの対応は,下記形式でシステム情報ヘッダ・ファイルに出力されます。
#define flgid 数値
2 ) 属性(キューイング方式,キューイング可能なタスクの最大数など)
flgatr
イベントフラグの属性(キューイング方式,キューイング可能なタスクの最大数など)を指定します。
なお,
flgatrとして指定可能な値は“TA_TFIFO,TA_TPRIのいずれか,TA_WSGL,TA_WMULのいずれか,TA_CLR”に限られます。
TA_TFIFO: ビット・パターンのチェックを行った順
TA_CLR: 要求条件が満足した際,ビット・パターンをクリア(0x0の設定)
備考1 TA_TFIFO,およびTA_TPRIの指定を省略した場合,タスク・キューイング方式は“ビット・パターンのチェックを行った順”となります。
備考2 TA_CLRの指定を省略した場合,ビット・パターンのクリアは“要求条件が満足した際,ビット・パターンをクリアしない”となります。
イベントフラグの初期ビット・パターンを指定します。
なお,
iflgptnとして指定可能な値は“0x0~0xffffffff”に限られます。