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2.8.7 その他のブレーク要因

上記のほか,プログラムの実行が停止する原因(ブレーク要因)には次のものがあります。

なお,ブレーク要因は,プログラム停止時に,メイン・ウインドウのステータスバーのステータス・メッセージで確認することができます。

表 2.6

その他のブレーク要因

要因

使用するデバッグ・ツール

IECUBE

E1/E20
EZ Emulator

COM Port

E2

シミュレータ

トレース・メモリを使い切った注1

トレース・ディレイ・ブレークの発生

実行時間オーバの検出

ノン・マップ領域へのアクセス

書き込み禁止領域への書き込み

奇数番地へのワード・アクセス

テンポラリ・ブレーク注2の発生

フラッシュ・イリーガル・ブレークの発生

周辺チップ機能に関するプログラムの不正動作の発生注3

実行の失敗,または不明な原因

消費電流計測用バッファを使い切った注4

E2拡張機能

記録メモリを使い切った

注 1.

プロパティ パネル[デバッグ・ツール設定]タブ上の[トレース]カテゴリ内[トレース・メモリを使い切った後の動作]プロパティの設定に依存

注 2.

CS+内部でのみ使用するブレーク(ユーザは使用不可)

注 3.

詳細は,周辺エミュレーション・ボードに関する資料を参照

注 4.

消費電流計測に対応しているシミュレータのみサポート