Everything
 

[FAAアセンブル・オプション]タブ


本タブでは,FAAアセンブル・フェーズに対して,次に示すカテゴリごとに詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

本タブは,FAAを持つデバイスの場合のみ表示します。

 

(1)[デバッグ情報]

(2)[プリプロセス]

(3)[出力コード]

(4)[出力ファイル]

(5)[その他]

[各カテゴリの説明]

(1)

[デバッグ情報]

デバッグ情報に関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

デバッグ情報を生成する

デバッグ情報を生成するかどうかを指定します。

dspasmコマンドの-no_debug_infoオプションに相当します。

デフォルト

はい

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい

デバッグ情報を生成します。

いいえ(-no_debug_info)

デバッグ情報を生成しません。

(2)

[プリプロセス]

プリプロセスに関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

インクルード・パス

FAAアセンブル時のインクルード・パスを指定します。

次のプレースホルダに対応しています。

%ActiveProjectDir% : アクティブ・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ActiveProjectName% : アクティブ・プロジェクト名に置換します。

%BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。

%MainProjectDir% : メイン・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%MainProjectName% : メイン・プロジェクト名に置換します。

%MicomToolPath% : 本製品のインストール・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectDir% : プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectName% : プロジェクト名に置換します。

%TempDir% : テンポラリ・フォルダの絶対パスに置換します。

%WinDir% : Windowsシステム・フォルダの絶対パスに置換します。

パスはプロジェクト・フォルダを基点とします。

dspasmコマンドの-inc_dirオプションに相当します。

指定したインクルード・パスはサブプロパティとして表示します。

インクルード・パスに大文字,小文字の区別はありません。

デフォルト

インクルード・パス[定義数]

変更方法

[...]ボタンをクリックし,パス編集 ダイアログによる編集

サブプロパティはテキスト・ボックスによる直接入力も可能

指定可能値

247文字までの文字列

256個まで指定可能です。

テキスト・マクロの先頭文字

テキスト・マクロの先頭文字を指定します。

dspasmコマンドの-text_macroオプションに相当します。

デフォルト

空欄

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力

指定可能値

以下のいずれか1文字

# (シャープ) ' (アポストロフィ) ` (アクサングラーブ) @ (アットマーク)_ (アンダースコア)

テキスト・マクロ

定義したいマクロ名を「(マクロ名)#(定義値)」の形式で1行に1つずつ指定します。

dspasmコマンドの-defineオプションに相当します。

指定したマクロはサブプロパティとして表示します。

デフォルト

テキスト・マクロ[定義数]

変更方法

[...]ボタンをクリックし,テキスト編集 ダイアログによる編集

サブプロパティはテキスト・ボックスによる直接入力も可能

指定可能値

256文字までの文字列

256個まで指定可能です。

テキスト・マクロの再定義を許可する

テキスト・マクロの再定義を許可するかどうかを指定します。

dspasmコマンドの-allow_text_macro_redefineオプションに相当します。

デフォルト

はい

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(-allow_text_macro_redefine)

テキスト・マクロの再定義を許可します。

いいえ

テキスト・マクロの再定義を許可しません。

テキスト・マクロの識別方法

テキスト・マクロの置換の際の,マクロの識別方法を指定します。

dspasmコマンドの-macro_identifyオプションに相当します。

デフォルト

Forward

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

Forward

テキスト・マクロの識別を前方一致で行います。

Exact(-macro_identify exact)

テキスト・マクロの識別を単語一致で行います。

(3)

[出力コード]

出力コードに関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

FAAコア・バージョン

FAAコアのバージョンを指定します。

dspasmコマンドの-core_versionオプションに相当します。

デフォルト

V2コア(-core_version 2)

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

V2コア(-core_version 2)

V2コアを対象としてアセンブルを行います。

V3コア(オプション指定なし)

V3コアを対象としてアセンブルを行います。

コード・セクションの開始アドレス

コード・セクションの開始アドレスを0xなしの16進数で指定します。

dspasmコマンドの-code_section_startオプションに相当します。

デフォルト

空欄

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力

指定可能値

-

[FAAコア・バージョン]プロパティが[V2コア(-core_version 2)]の場合:0~FFF

-

[FAAコア・バージョン]プロパティが[V3コア(オプション指定なし)]の場合:0~3FFF

データ・セクションの開始アドレス

データ・セクションの開始アドレスを0xなしの16進数で指定します。

dspasmコマンドの-data_section_startオプションに相当します。

デフォルト

空欄

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力

指定可能値

-

[FAAコア・バージョン]プロパティが[V2コア(-core_version 2)]の場合:0~FFF

-

[FAAコア・バージョン]プロパティが[V3コア(オプション指定なし)]の場合:0~1FFF

(4)

[出力ファイル]

出力ファイルに関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

アセンブリ・ソース・ファイルを出力する

アセンブリ・ソース・ファイルを出力するかどうかを選択します。

dspasmコマンドの-formatオプションに相当します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(-format ASM)

アセンブリ・ソース・ファイルを出力します。

いいえ

アセンブリ・ソース・ファイルを出力しません。

VERILOGファイルを出力する

VERILOGファイルを出力するかどうかを選択します。

dspasmコマンドの-formatオプションに相当します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(-format VERILOG)

VERILOGファイルを出力します。

いいえ

VERILOGファイルを出力しません。

リスト・ファイルを出力する

リスト・ファイルを出力するかどうかを選択します。

dspasmコマンドの-listオプションに相当します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(-list)

リスト・ファイルを出力します。

いいえ

リスト・ファイルを出力しません。

(5)

[その他]

FAAアセンブルに関するその他の詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

FAAアセンブル前に実行するコマンド

FAAアセンブル処理前に実行するコマンドを指定します。

バッチファイルを指定する場合は,call命令を使用してください(例:call a.bat)。

次のプレースホルダに対応しています。

%ActiveProjectDir% : アクティブ・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ActiveProjectName% : アクティブ・プロジェクト名に置換します。

%AssembledFile% : アセンブル時の出力ファイルの絶対パスに置換します。

%BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。

%InputFile% : FAAアセンブル対象ファイルの絶対パスに置換します%MainProjectDir% : メイン・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%MainProjectName% : メイン・プロジェクト名に置換します。

%MicomToolPath% : 本製品のインストール・フォルダの絶対パスに置換します。

%Options% : ビルド実行時のコマンド・ライン・オプションに置換します。

%OutputDir% : 出力フォルダの絶対パスに置換します。

%OutputFile% : 出力ファイルの絶対パスに置換します。

%Program% : 実行中のプログラム名に置換します。

%ProjectDir% : プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectName% : プロジェクト名に置換します。

%TempDir% : テンポラリ・フォルダの絶対パスに置換します。

%WinDir% : Windowsシステム・フォルダの絶対パスに置換します。

先頭行に“#!python”と記述すると,2行目から最終行までの内容をPythonコンソールのスクリプトと判断し,アセンブル処理前にPythonコンソールで実行します。

なお,スクリプト中にはプレースホルダの記述も可能です。

指定したコマンドはサブプロパティとして表示します。

デフォルト

FAAアセンブル前に実行するコマンド[定義数]

変更方法

[...]ボタンをクリックし,テキスト編集 ダイアログによる編集

サブプロパティはテキスト・ボックスによる直接入力も可能

指定可能値

1023文字までの文字列

64個まで指定可能です。

FAAアセンブル後に実行するコマンド

FAAアセンブル処理後に実行するコマンドを指定します。

バッチファイルを指定する場合は,call命令を使用してください(例:call a.bat)。

次のプレースホルダに対応しています。

%ActiveProjectDir% : アクティブ・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ActiveProjectName% : アクティブ・プロジェクト名に置換します。

%AssembledFile% : FAAアセンブル時の出力ファイルの絶対パスに置換します。

%BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。

%InputFile% : アセンブル対象ファイルの絶対パスに置換します

%MainProjectDir% : メイン・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%MainProjectName% : メイン・プロジェクト名に置換します。

%MicomToolPath% : 本製品のインストール・フォルダの絶対パスに置換します。

%Options% : ビルド実行時のコマンド・ライン・オプションに置換します。

%OutputDir% : 出力フォルダの絶対パスに置換します。

%OutputFile% : 出力ファイルの絶対パスに置換します。

%Program% : 実行中のプログラム名に置換します。

%ProjectDir% : プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectName% : プロジェクト名に置換します。

%TempDir% : テンポラリ・フォルダの絶対パスに置換します。

%WinDir% : Windowsシステム・フォルダの絶対パスに置換します。

先頭行に“#!python”と記述すると,2行目から最終行までの内容をPythonコンソールのスクリプトと判断し,アセンブル処理後にPythonコンソールで実行します。

なお,スクリプト中にはプレースホルダの記述も可能です。

指定したコマンドはサブプロパティとして表示します。

デフォルト

FAAアセンブル後に実行するコマンド[定義数]

変更方法

[...]ボタンをクリックし,テキスト編集 ダイアログによる編集

サブプロパティはテキスト・ボックスによる直接入力も可能

指定可能値

1023文字までの文字列

64個まで指定可能です。

その他の追加オプション

その他に追加するFAAアセンブル・オプションを入力します。

ここで設定したオプションは,アセンブル・オプション群の最後に付加します。

デフォルト

空欄

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力,または[...]ボタンをクリックし,文字列入力 ダイアログによる編集

指定可能値

259文字までの文字列