17.4.3 FPSRレジスタ情報
上記項目で設定したFPSRレジスタの初期値は,処理プログラム(タスク,周期ハンドラ,割り込みハンドラなど)の初期起動時に,FPSRレジスタに設定されます。
以下に,FPSRレジスタ情報の記述形式を示します。
以下に,FPSRレジスタ情報で記述する項目について示します。
処理プログラムを初期起動する際に設定するFPSRの初期値を指定します。
なお,
fpsrとして指定可能な値は“0x0~0xffffffff”に限られます。
ただし,ハードウエアで規定された値以外を指定した場合,動作は保証されません。具体的な値については,ハードウエアのドキュメントを参照してください。
省略時 FPSRレジスタの初期値は“0x00020000”となります。
注意 本項目の指定は,FPU機能を搭載するPEに対してのみ有効です。FPU機能を搭載していないPEを指定して本項目を指定した場合は,エラーになります。
注意 ユーザ・ルーチン内でインプレサイス例外モードの浮動小数点演算を使用する場合,ext_tskなどのサービス・コールを発行してユーザ・ルーチン処理を終了する前に,syncp命令とsynce命令を発行することにより同期化を行って,浮動小数点演算を完了させてください。