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デバッグ・マネージャ パネル


選択しているマイクロコントローラがマルチコア対応版の場合において,デバッグ対象とするコア(PE:プロセッサ・エレメント)の選択,およびその状態の表示を行います。

なお,このパネルは,デバッグ・ツールと接続時のみオープンすることができます。

注意

選択しているマイクロコントローラがシングルコア版の場合,このパネルをオープンすることはできません。

図 A.3

デバッグ・マネージャ パネル

 

ここでは,次の項目について説明します。

[オープン方法]

-

[表示]メニュー→[デバッグ・マネージャ]を選択

[各エリアの説明]

(1)

[デバッグ対象コアの指定]エリア

デバッグ対象とするPEをオプション・ボタンにより指定します。

備考 1.

【シミュレータ】

プログラム実行中はこのエリアは無効となります。

備考 2.

デバッグ対象コアの指定は,メイン・ウインドウのステータスバー上においても行うことができます。

(2)

[デバッグ対象コアの状態]エリア

現在選択しているコアの状態を表示します。

備考

このエリアに表示される内容は,メイン・ウインドウのステータスバー上においても確認することができます。

(a)

[実行状態]

現在のプログラムの実行状態を次のアイコンと文字列で示します。

プログラムの状態

表示内容

実行中

RUN

停止中

BREAK

ステップ実行中

STEP

(b)

[コア・ステータス]

現在のデバッグ・ツールのコアの状態を示します。

なお,同時に複数の状態になっている場合は“&”で区切って状態を列挙して表示します。

デバッグ・ツール

表示内容

状態

IECUBE

Halt

HALTモード中

Stop

STOPモード中

Reset

リセット状態

PowOff

ターゲットに電源が供給されていない状態

E1/E20/

EZ Emulator/

COM Port

Reset

リセット状態

PowOff

ターゲットに電源が供給されていない状態

Standby

FAAにクロックが供給されていない

Disable

FAA動作禁止

Sleep

FAAが低消費電力モード中

シミュレータ

Halt

HALTモード中

Stop

STOPモード中

Reset

リセット状態

Standby

FAAにクロックが供給されていない

Disable

FAA動作禁止

Sleep

FAAが低消費電力モード中

(c)

[カレントPC]

現在のカレントPC位置の値を16進数で示します。

このボタンをクリックすると,エディタ パネル上のカレントPC位置へキャレットを移動します。

[ツールバー]

ツールバーの機能は,メイン・ウインドウ上のデバッグ・ツールバーの機能と同等です。

各ボタンの機能についての詳細は,「(2) デバッグ・ツールバー」を参照してください。