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2.16.4.1 実行系イベントを編集する

設定した実行系イベントのアドレス条件,およびパス・カウント条件【IECUBE】【シミュレータ】を編集します。

編集は,イベント パネルにおいて,編集したい実行系イベントにキャレットを移動したのち,コンテキスト・メニュー→[条件の編集...]を選択することでオープンする詳細 ダイアログ(実行イベント)にて行います。

イベント パネル上の次のイベントが対象となります。

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ハードウエア・ブレーク・イベント(実行系)

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組み合わせブレーク・イベント【E1】【E20】の詳細情報内における実行系ブレーク・イベント

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トレース・イベントの詳細情報内における開始/終了条件の実行系イベント

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タイマ計測イベント【IECUBE】【シミュレータ】の詳細情報内における開始/終了条件の実行系イベント

図 2.100

詳細ダイアログ(実行イベント)の例【シミュレータ】

(1)

[アドレス条件]の編集

実行系イベントのアドレス条件を編集することができます。

図 2.101

[アドレス条件]【IECUBE】

図 2.102

[アドレス条件]【E1】【E20】【EZ Emulator】【COM Port】

図 2.103

[アドレス条件]【シミュレータ】

(a)

【IECUBE】【シミュレータ】の場合

まず,[比較条件]において,アドレスの比較条件を次のドロップダウン・リストより選択します。

次に,選択した比較条件に応じて下段に表示される指定欄において,アドレス値を指定します。

[比較条件]

設定方法

アドレス一致(==)

選択することにより下段に表示される[アドレス]において,比較対象となるアドレス値をアドレス式で直接入力により指定します。

アドレス以上 (>=)

アドレス以下 (<=)

アドレス範囲内 (<=Addresses<=)

選択することにより下段に表示される[開始アドレス]/[終了アドレス]において,アドレス範囲となる開始アドレスと終了アドレスをアドレス式で直接入力により指定します。

アドレス範囲内 (<=Addresses<=)

なお,指定したアドレス値に対するアドレス・マスク値を指定することができます【シミュレータ】。

この場合は,[アドレス・マスクを使用する]において,[はい]を選択したのち,下段に表示される[マスク値]において,16進数のアドレス・マスク値を直接入力により指定してください。

(b)

【E1】【E20】【EZ Emulator】【COM Port】の場合

[アドレス]において,現在設定されている実行系イベントのアドレスが表示されます。

設定アドレスを変更する場合は,アドレス値をアドレス式で直接入力により指定します。

(2)

[パス・カウント条件]の編集【IECUBE】【シミュレータ】

実行系イベントのパス・カウント条件を編集することができます。

[パス・カウント]において,パス・カウント値を,1~65535の範囲の10進数で直接入力により指定してください。

図 2.104

[パス・カウント条件]

注意

【IECUBE】
実行系イベント(実行前)に対しては,“1”以外の数値を設定することはできません。