-Xcref
静的解析情報ファイルを出力します。
[指定形式]
-Xcref=path
-
省略時解釈
静的解析情報ファイルを出力しません。
[詳細説明]
コンパイル途中に生成される静的解析情報ファイルの保存先をpathに指定します。
pathに存在するフォルダ名を指定した場合は,フォルダpathに,Cソース・ファイル名の拡張子を“.cref”で置き換えたファイル名で静的解析情報ファイルを保存します。
pathに存在するファイル名を指定した場合,および存在しないフォルダ名,またはファイル名を指定した場合は,出力する静的解析情報ファイルが1つの場合は,pathというファイル名で保存します。 出力する静的解析情報ファイルが複数の場合は,エラーとなります。
=pathを省略した場合は,エラーとなります。
ソース・ファイルとして同じ名前のファイル(異なるフォルダにある場合を含む)を複数指定した場合は,警告を出力して,最後に指定したソース・ファイルに対する静的解析情報ファイルのみを保存します。
[使用例]
静的解析情報ファイルをファイル名info.crefで出力します。
>ccrh -Xcref=info.cref -Xcommon=rh850 main.c