戻り値の受け渡しに利用可能なレジスタはAX,BC,およびDEです。
戻り値,または戻り値へのポインタのレジスタ,およびスタック割り付けは,以下のようになります。
サイズが5バイト以上の戻り値の場合,戻り値へのポインタをnearポインタとして第1引数に設定されます。 |
farポインタのレジスタ割り付け方法に関しては,「9.1.3 実引数の受け渡し」を参照してください。 |
この表で“-”は,8ビット,または16ビット・レジスタとほかの16ビット・レジスタを結び付ける記号です。
各戻り値のレジスタへの割り付けは,戻り値を構成するバイトのアドレス降順(大きいアドレスから小さいアドレスの順)が上記の表に指定されたレジスタの指定順(左から右の順)に一致するように割り付けられます。