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2.2 入出力ファイル

RXファミリ用C/C++コンパイラの入出力ファイルを以下に示します。

表 2.1

RXファミリ用C/C++コンパイラ用入出力ファイル

ファイル種別

拡張子

入出力

説明

Cソースプログラムファイル

.c

入力

C言語、C99言語で記述したソース・ファイル

ユーザ作成ファイルです。

C++ソースプログラムファイル

.cpp

.cc

.cp

入力

C++言語で記述したソース・ファイル

ユーザ作成ファイルです。

インクルードファイル

任意

入力

ソース・ファイルで参照するファイル

C言語、C99言語、C++言語、もしくはアセンブリ言語で記述したファイルです。

ユーザ作成ファイルです。

Cプログラム用プリプロセッサ展開ファイル

.p

出力

入力C言語またはC99言語ソース・プログラムに対してプリプロセス処理を実行した結果を出力したファイル

-output=prepオプション指定時に出力します。

C++プログラム用プリプロセッサ展開ファイル

.pp

出力

入力C++言語ソース・プログラムに対してプリプロセス処理を実行した結果を出力したファイル

ASCIIイメージファイル

-output=prepオプション指定時に出力します。

アセンブリソースプログラムファイル

.src

出力

コンパイルにより、C,C99またはC++ソースから生成したアセンブリ言語ファイル

.src

入力

アセンブリ言語で記述したソース・ファイル

アセンブリプログラム用リストファイル

.lst

出力

アセンブル結果の情報を持つリスト・ファイル

-listfileオプション指定時に出力します。

-showオプションで出力内容を選択します。

リロケータブルオブジェクトプログラムファイル

.obj

出力

機械語情報と機械語の配置アドレスに関する再配置情報、およびシンボル情報を含んだELF形式ファイル

入力

アブソリュートロードモジュールファイル

.abs

出力

リンク結果のオブジェクト・コードのELF形式ファイル

ヘキサ・ファイルを出力する際の入力ファイルとなります。

リンケージリストファイル

.map

出力

リンク結果の情報を持つリスト・ファイル

-listオプション指定時に出力します。

-showオプションで出力内容を選択します。

ライブラリファイル

.lib

出力

複数のオブジェクト・モジュール・ファイルが登録されたファイル

入力

ライブラリリストファイル

.lbp

出力

ライブラリ作成結果の情報を持つリスト・ファイル

-listオプション指定時に出力します。

-showオプションで出力内容を選択します。

ライブラリバックアップファイル

.lbk

出力

ライブラリジェネレータが既に存在するライブラリファイルに上書きする場合に、上書き前の内容を保存しておくファイルです。

ヘキサ・ファイル(モトローラSフォーマット)

.mot

出力

ロード・モジュール・ファイルをモトローラSフォーマットに変換したファイル

ヘキサ・ファイル(インテル(拡張)HEXフォーマット)

.hex

出力

ロード・モジュール・ファイルをインテル(拡張)HEXフォーマットに変換したファイル

ヘキサ・ファイル(バイナリフォーマット)

.bin

出力

ロード・モジュール・ファイルをバイナリフォーマットに変換したファイル

スタック情報ファイル

.sni

出力

スタック情報ファイル

-stackオプション指定時に出力します。

デバッグ情報ファイル

.dbg

出力

デバッグ情報ファイル

-sdebugオプション指定時に出力します。

拡張子tdのファイルで指定された定義を含むオブジェクトファイル

.rti

出力

拡張子tdのファイルで指定された定義を含むオブジェクトファイル

呼び出し情報ファイル

.cal

出力

呼び出し情報ファイル

CallWalkerで出力します。

外部シンボル割り付け情報ファイル

.bls

出力

外部シンボル割り付け情報ファイル

リンク時-mapオプション指定時に出力します。

.bls

入力

外部シンボル割り付け情報ファイル

コンパイル時-mapオプションの入力ファイルとして指定します。

ジャンプテーブルファイル (アセンブリ言語)

.jmp

出力

外部定義シンボルへ分岐するジャンプテーブルのアセンブラソースファイル

-jump_entries_for_picオプション指定時に出力します。

シンボルアドレスファイル (アセンブリ言語)

.fsy

出力

外部定義シンボルをアセンブラ制御命令で記述したアセンブラソースファイル

-fsymbolオプション指定時に出力します。

C++言語機能サポートファイル

.td,.ti,.pi,.ii

出力

C++言語機能をサポートするための情報ファイルです。

ツール使用情報ファイル

.ud

.udm

出力

ツールの使用情報を収集するために出力するファイルです。