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入力バイナリファイルを指定します。複数ある場合にはカンマ（,）で区切って指定します。

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ファイル名に拡張子の指定がない場合は、「bin」を仮定します。

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入力したバイナリデータは、指定したセクションのデータとして配置します。セクションのアドレスはstartオプションで指定します。セクションは省略できません。

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またシンボルを指定することにより、定義シンボルとしてリンクすることもできます。C/C++プログラムで参照している変数名の場合、プログラム中での参照名先頭に_を付加します。

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本オプションで指定したセクションには、セクション属性、アライメント数の指定が可能です。

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セクション属性は、CODEまたはDATAを指定できます。

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セクション属性の指定が無い場合、デフォルトとして書き込み、読み取り、実行すべての属性が有効になります。

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アライメント数に指定可能な値は2の累乗です。それ以外の値を指定することはできません。

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アライメント数の指定がない場合、デフォルト値として1が有効になります。

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b.binをD1binセクションとして、0x200番地から配置します。

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c.binをD2binセクション（アライメント数4）として、D1binの後に配置します。

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c.binデータを定義シンボル_databとしてリンクします。

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form={object | library}またはstrip指定時、本オプションは無効です。

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また入力オブジェクトファイル指定がない場合、本オプションは指定できません。