操作は,ソース・テキスト/逆アセンブル・テキストを表示しているエディタ パネル/逆アセンブル パネルで行います。
アドレス表示のあるメイン・エリア(エディタ パネル)/イベント・エリア(逆アセンブル パネル)において,ブレークポイントを設定したい箇所をクリックしてください。[優先的に使用するブレークポイントの種類]プロパティで選択している種別のブレークポイントが,クリックした行に対応する先頭アドレスの命令に設定されます。
ブレークポイントが設定されると,設定した箇所に次のイベント・マークが表示され,ソース・テキスト行/逆アセンブル・テキスト行が強調表示されます。
また,対象アドレスにブレーク・イベント(ハードウエア・ブレーク・イベント/ソフトウエア・ブレーク・イベント)が設定されたとみなされ,イベント パネルで管理されます(「2.19  イベントの管理」参照)。
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ハードウエア・ブレークポイント 
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ハードウエア・ブレーク・イベント注 
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ソフトウエア・ブレークポイント 
【Full-spec emulator】【E1】【E20】 
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ソフトウエア・ブレーク・イベント注 
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注  | イベント パネルにおける[名前]エリアでは,イベント種別名が“ブレーク”として表示されます。  | 
 
図 2.33  | ブレークポイントの設定例(逆アセンブル パネルの場合)  | 
 
図 2.34  | イベント パネルのブレークポイントの設定例  | 
 
注意 1.  | ブレークポイントはブレーク・イベントとして設定され,イベントとして管理されるため,設定数に制限があります。ブレークポイントの設定に関しては(有効イベント数の制限など),「2.19.7  イベント設定に関する留意事項」も参照してください。  | 
 
注意 2.  | ブレークポイントは,アドレス表示がない行に設定することはできません。  | 
 
注意 3.  | 【Full-spec emulator】【E1】【E20】 
ソフトウエア・ブレークポイントは,コード・フラッシュ領域,内蔵RAM領域に設定することができます。 
内蔵RAM領域にソフトウエア・ブレークポイントを設定する場合,プロパティ パネルの[接続用設定]タブの[ターゲット・ボードとの接続]カテゴリの[接続時にRAMを初期化する]プロパティを[はい]に設定してください。  | 
 
備考 1.  | イベントの設定状態によりイベント・マークは異なります(「2.19.1  設定状態(有効/無効)を変更する」参照)。 
また,すでにイベントが設定されている箇所で,新たにイベントを設定した場合は,複数のイベントが設定されていることを示すイベント・マーク( 
)が表示されます。  | 
 
備考 2.  | 【Full-spec emulator】【E1】【E20】 
次に示す操作により,[優先的に使用するブレークポイントの種類]プロパティの選択に依存することなく,ハードウエア・ブレークポイント/ソフトウエア・ブレークポイントを設定することができます。 
ただし,“操作方法1”は,逆アセンブル パネルでのみ有効です。  | 
 
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ハードウエア・ブレークポイント 
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[Ctrl]キー+クリック 
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コンテキスト・メニューの[ブレークの設定]→[ハード・ブレークを設定]を選択 
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ソフトウエア・ブレークポイント 
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[Shift]キー+クリック 
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コンテキスト・メニューの[ブレークの設定]→[ソフト・ブレークを設定]を選択 
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備考 3.  | 【シミュレータ】 
設定できるブレークポイントは,ハードウエア・ブレークポイント固定です。  |