プロジェクトで使用するマイクロコントローラの変更を行います(詳細は,「2.4.14 マイクロコントローラを変更する」を参照してください)。
備考 1. | 同じファミリ(RH850,RX,RL78)内の同じビルド・ツールに対応しているマイクロコントローラへのみ変更が可能です。 |
備考 2. | マイクロコントローラを変更する際は,デバッグ・ツールと接続していない状態にしてください。 |
備考 3. | マイクロコントローラを変更する際は,プロジェクトを保存する必要があります。 |
備考 4. | 端子配置(設計ツール),コード生成(設計ツール),デバッグ・ツール(ウォッチ パネルの登録を除く)の情報は,マイクロコントローラの変更後,引き継がれません。 |
備考 5. | ビルド・ツールのプロパティの設定を,指定されたマイクロコントローラの設定に変更します。指定したマイクロコントローラのiodefine.h およびスタートアップ用ソース・ファイルをサンプルソースとして,"<変更後デバイス名>.nnn"(nnn=000,001…)という名前のフォルダを作成し,そこにコピーします。変更内容を出力パネルに表示します。
ただし,RH850で,変更前または後のマイクロコントローラいずれかがマルチコア マイコンの場合,スタートアップ用ソース・ファイルのコピーは行いません。
【RX】変更前とROMサイズが異なるマイクロコントローラを選択した場合,[リンク・オプション]タブの[セクションの開始アドレス]プロパティの値にROMサイズの差異が反映されないことがあります。 [セクションの開始アドレス]プロパティの値を確認してください。 |
注意 | [リンク・オプション]タブの[セクションの開始アドレス]プロパティを指定されたマイクロコントローラの値に変更しますが,#pragma address でのアドレス指定には対応しません。セクションの開始アドレスが変わることにより,セクションの内容がROM/RAMのサイズに収まらなくなることがあります。 |
ここでは,以下の項目について説明します。
[オープン方法]
- | プロジェクト・ツリー パネルにおいて,マイクロコントローラ・ノードを選択し,コンテキスト・メニュー→[マイクロコントローラを変更...]を選択 |
[各エリアの説明]
使用するマイクロコントローラを選択します。
マイクロコントローラ一覧で選択するマイクロコントローラを簡易検索することができます。
マイクロコントローラを選択します。
指定可能なマイクロコントローラを愛称で分類し,一覧がツリー表示されます。
一覧からプロジェクトで使用するマイクロコントローラを選択すると,右側のボックスに以下の情報を表示します。
- | 内蔵ROMサイズ[Kバイト]【RH850】【RX】 |
- | 内蔵RAMサイズ[バイト]【RH850】【RX】 |
[機能ボタン]
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OK
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本ダイアログをクローズし,設定した条件でマイクロコントローラを変更します。
なお,本ボタンは変更先のマイクロコントローラが現在のマイクロコントローラと同じ場合,またはマイクロコントローラ一覧で愛称を選択している場合は無効となります。
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キャンセル
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設定した条件を破棄し,本ダイアログをクローズします。
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ヘルプ
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本ダイアログのヘルプを表示します。
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