Everything
 

[共通オプション]タブ


本タブでは,ビルド・ツールに対して,次に示すカテゴリごとに詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

 

(1)[ビルド・モード]

(2)[CPU]

(3)[PIC/PID]

(4)[出力ファイルの種類と場所]

(5)[よく使うオプション(コンパイル)]

(6)[よく使うオプション(アセンブル)]

(7)[よく使うオプション(リンク)]

(8)[よく使うオプション(ヘキサ出力)]

(9)[よく使うオプション(ライブラリアン)]

(10)[ビルド方法]

(11)[バージョン選択]

(12)[記録]

(13)[その他]

備考

[よく使うオプション]カテゴリのプロパティを変更した場合,それらに対応するタブの同名のプロパティの値も連動して変更されます。

[各カテゴリの説明]

(1)

[ビルド・モード]

ビルド・モードに関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

ビルド・モード

ビルド時に使用するビルド・モードを選択します。

なお,コンテキスト・メニューの[すべてデフォルトに戻す]は,本プロパティには適用されません。

デフォルト

DefaultBuild

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

DefaultBuild

プロジェクトの新規作成時にデフォルトで設定されるビルド・モードでビルドを行います。

プロジェクトに登録しているビルド・モード(DefaultBuild以外)

プロジェクトに登録しているビルド・モード(DefaultBuild以外)でビルドを行います。

すべてのビルド・モードのプロパティを一括して変更する

プロパティに値を設定する際,設定した値をすべてのビルド・モードに反映するかどうかを選択します。

設定した値が他のビルド・モードの値として適していない可能性もあるため,充分ご注意ください。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい

プロパティに値を設定する際,設定した値をすべてのビルド・モードに反映します。

いいえ

プロパティに値を設定する際,設定した値を他のビルド・モードに反映しません。

(2)

[CPU]

CPUに関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

命令セット・アーキテクチャ

命令セット・アーキテクチャを選択します。

コンパイラ,アセンブラおよびライブラリ・ジェネレータのオプション-isaに相当します。

なお,本プロパティは,CC-RX V2.01.00以上をインストールした環境において,[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV2.01.00以上を選択した場合に表示します。

デフォルト

プロジェクト作成時に選択したCPUの品種に従います。

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

RXv1アーキテクチャ
(-isa=rxv1)

RXv1命令セットアーキテクチャ向けの命令コードを生成します。

RXv2アーキテクチャ
(-isa=rxv2)

RXv2命令セットアーキテクチャ向けの命令コードを生成します。

RXv3アーキテクチャ
(-isa=rxv3)

RXv3命令セットアーキテクチャ向けの命令コードを生成します。

なし

[マイコン種別]プロパティの設定を用います。

マイコン種別

マイコン種別を選択します。

コンパイラ,アセンブラおよびライブラリ・ジェネレータのオプション-cpuに相当します。

命令セット・アーキテクチャの項目で[なし]を選択した場合だけ選択できます。

デフォルト

RX600 シリーズ (-cpu=rx600)

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

RX600 シリーズ (-cpu=rx600)

RX600 向けの命令コードを生成します。

RX200またはRX100 シリーズ (-cpu=rx200)

RX200 向けの命令コードを生成します。

単精度浮動小数点処理命令を使用する

単精度浮動小数点処理命令を使用するかどうかを選択します。

コンパイラ,アセンブラおよびライブラリ・ジェネレータのオプション-fpu,-nofpuに相当します。

本プロパティは,CC-RX V2.01.00以上をインストールした環境において,[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV2.01.00以上を選択した場合に表示します。

なお,V2.01.00未満の場合は[コンパイル・オプション]タブに表示します。

デフォルト

-

[命令セット・アーキテクチャ]プロパティで,[なし]を選択した場合

マイコン種別オプションに依存する

-

[命令セット・アーキテクチャ]プロパティで,[なし]以外を選択した場合

ターゲット・デバイス固有の値

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

マイコン種別オプションに依存する

[マイコン種別]プロパティに従います。

[命令セット・アーキテクチャ]プロパティで[なし]以外を選択した場合は非表示となります。

はい (-fpu)

FPU 命令を使用したコード生成を行います。

なお,本項目は,[マイコン種別]プロパティで[RX200 (-cpu=rx200)]を選択した場合は,選択できません。

いいえ (-nofpu)

FPU 命令を使用せず,実行時ルーチン呼び出しによるコード生成を行います。

倍精度浮動小数点処理命令を使用する

倍精度浮動小数点処理命令を使用するかどうかを選択します。

コンパイラ,アセンブラおよびライブラリ・ジェネレータのオプション-dpfpuに相当します。

本プロパティは,CC-RX V3.01.00以上をインストールした環境において,[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV3.01.00以上を選択した場合に表示します。

指定可能値はデバイスにより異なります。

デフォルト

デバイスにより異なります。

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (-dpfpu)

倍精度浮動小数点処理命令を使用したコード生成を行います。

なお,本項目は,[単精度浮動小数点処理命令を使用する]プロパティで[いいえ (-nofpu)]を選択した場合は,選択できません。

いいえ

倍精度浮動小数点処理命令を使用したコード生成を行いません。

データのエンディアン

データのエンディアンを選択します。

コンパイラおよびライブラリ・ジェネレータのオプション-endian,アセンブラのオプション-endianに相当します。

デフォルト

Little-endian データ (-endian=little)

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

Big-endian データ (-endian=big)

データのバイト並びがbig endian になります。

Little-endian データ (-endian=little)

データのバイト並びがlittle endian になります。

浮動小数点定数演算の丸め方式

浮動小数点定数演算の丸め方式を選択します。

本オプションでは,実行時の浮動小数点演算における丸め方式を変更することはできません。

コンパイラ,およびライブラリ・ジェネレータのオプション-round に相当します。

デフォルト

round to nearest で丸める(-round=nearest)

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

round to zero で丸める (-round=zero)

round to zero で丸めます。

round to nearest で丸める(-round=nearest)

round to nearest で丸めます。

浮動小数点定数に非正規化数を記述した場合の扱い

浮動小数点定数に非正規化数を記述した場合の扱いを選択します。

本オプションでは,実行時の浮動小数点演算における非正規化数の扱いを変更することはできません。

コンパイラ,およびライブラリ・ジェネレータのオプション-denormalizeに相当します。

デフォルト

0 として扱う (-denormalize=off)

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

0 として扱う (-denormalize=off)

非正規化数を0 として扱います。

非正規化数として扱う (-denormalize=on)

非正規化数を非正規化数として扱います。

double 型、およびlong double 型の精度

double 型,およびlong double 型の精度を選択します。

コンパイラ,およびライブラリ・ジェネレータのオプション-dbl_sizeに相当します。

デフォルト

単精度として扱う (-dbl_size=4)

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

単精度として扱う (-dbl_size=4)

double 型,およびlong double 型を単精度として扱います。

倍精度として扱う (-dbl_size=8)

double 型,およびlong double 型を倍精度として扱います。

int 型をshort 型に置換する

int 型をshort 型に置換するかどうかを選択します。

コンパイラ,およびライブラリ・ジェネレータのオプション-int_to_shortに相当します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (-int_to_short)

int をshort に,unsigned int をunsigned short に置換します。

いいえ

int をshort に,unsigned int をunsigned short に置換しません。

char 型の符号

符号指定のないchar 型の符号を選択します。

コンパイラ,およびライブラリ・ジェネレータのオプション-signed_char,-unsigned_charに相当します。

デフォルト

unsigned char 型として扱う (-unsigned_char)

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

signed char 型として扱う (-signed_char)

char 型をsigned char 型として扱います。

unsigned char 型として扱う (-unsigned_char)

char 型をunsigned char 型として扱います。

ビットフィールド型の符号

符号指定のないビットフィールド型の符号を選択します。

コンパイラ,およびライブラリ・ジェネレータのオプション-signed_bitfield,-unsigned_bitfieldに相当します。

デフォルト

符号なし型として扱う (-unsigned_bitfield)

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

符号付き型として扱う (-signed_bitfield)

ビットフィールドの符号を符号付き型として扱います。

符号なし型として扱う (-unsigned_bitfield)

ビットフィールドの符号を符号なし型として扱います。

列挙型のサイズを自動選択する

列挙型データのサイズを自動選択するかどうかを選択します。

コンパイラ,およびライブラリ・ジェネレータのオプション-auto_enumに相当します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (-auto_enum)

enum 宣言した列挙型のデータを,列挙値が収まる最小型として処理します。

いいえ

列挙型サイズをsigned long 型として処理します。

ビットフィールドメンバの並び順

ビットフィールドメンバの並び順を選択します。

コンパイラ,およびライブラリ・ジェネレータのオプション-bit_orderに相当します。

デフォルト

右から割り付け (-bit_order=right)

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

左から割り付け (-bit_order=left)

上位ビットからメンバを割り付けます。

右から割り付け (-bit_order=right)

下位ビットからメンバを割り付けます。

構造体メンバのアライメントを1 とする

構造体メンバ,クラスメンバのアライメント数を1 とするかどうかを選択します。

コンパイラ,およびライブラリ・ジェネレータのオプション-pack,-unpackに相当します。

デフォルト

いいえ (-unpack)

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (-pack)

構造体メンバ,クラスメンバのアライメント数を1 とします。

いいえ (-unpack)

データのアライメントに従います。

C++例外処理機能(try, catch, throw)を有効にする

C++例外処理機能(try,catch,throw)を有効にするかどうかを選択します。

コンパイラ,およびライブラリ・ジェネレータのオプション-exception,-noexceptionに相当します。

デフォルト

いいえ (-noexception)

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (-exception)

例外処理機能を有効にします。

いいえ (-noexception)

例外処理機能を無効にします。

C++実行時型情報(dynamic_cast, typeid)を有効にする

C++実行時型情報(dynamic_cast,typeid)を有効にするかどうかを選択します。

コンパイラ,およびライブラリ・ジェネレータのオプション-rttiに相当します。

デフォルト

いいえ (-rtti=off)

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (-rtti=on)

dynamic_cast,typeid を有効にします。

いいえ (-rtti=off)

dynamic_cast,typeid を無効にします。

高速割り込み関数でのみ使用する汎用レジスタ

高速割り込み関数でのみ使用する汎用レジスタを選択します。

[ROM用ベースレジスタ]プロパティ,[RAM用ベースレジスタ]プロパティ,[アドレス値を設定するベースレジスタのレジスタ]プロパティで指定したレジスタを本オプションで指定した場合,エラーとなります。

コンパイラおよびライブラリ・ジェネレータのオプション-fint_register,アセンブラのオプション-fint_registerに相当します。

デフォルト

なし (-fint_register=0)

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

なし (-fint_register=0)

高速割り込み専用のレジスタを使用しません。

R13 (-fint_register=1)

R13 を高速割り込み専用で使用します。

R12, R13 (-fint_register=2)

R13~R12 を高速割り込み専用で使用します。

R11~R13 (-fint_register=3)

R13~R11 を高速割り込み専用で使用します。

R10~R13 (-fint_register=4)

R13~R10 を高速割り込み専用で使用します。

分岐幅

分岐幅を選択します。

コンパイラ,およびライブラリ・ジェネレータのオプション-branchに相当します。

デフォルト

24bit 以内であるとしてコンパイル (-branch=24)

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

16bit 以内であるとしてコンパイル (-branch=16)

分岐幅のサイズが16bit 以内であるとしてコンパイルします。

24bit 以内であるとしてコンパイル (-branch=24)

分岐幅のサイズが24bit 以内であるとしてコンパイルします。

指定しない (-branch=32)

分岐幅のサイズを限定しません。

ROM 用ベースレジスタ

プログラム全体で,ベースアドレスとして固定で使用する汎用レジスタを指定します。

「base=rom=レジスタA」を指定した場合は,const 変数のアクセスはすべて指定した「レジスタA」 相対で行います。

ただし,定数領域セクション全体の大きさが64KB~256KB 以内でなければなりません。

コンパイラおよびライブラリ・ジェネレータのオプション-base,アセンブラのオプション-baseに相当します。

また,本プロパティは,[PIC/PID]カテゴリの[PID 機能を有効にする]プロパティが[いいえ]のときに表示します。

デフォルト

なし

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

なし

ROM 用ベースレジスタを指定しません。

R8 (-base=rom=R8)

R8をROM 用ベースレジスタに指定します。

R9 (-base=rom=R9)

R9をROM 用ベースレジスタに指定します。

R10 (-base=rom=R10)

R10をROM 用ベースレジスタに指定します。

R11 (-base=rom=R11)

R11をROM 用ベースレジスタに指定します。

R12 (-base=rom=R12)

R12をROM 用ベースレジスタに指定します。

R13 (-base=rom=R13)

R13をROM 用ベースレジスタに指定します。

RAM 用ベースレジスタ

プログラム全体で,ベースアドレスとして固定で使用する汎用レジスタを指定します。

「base=ram=レジスタB」を指定した場合は,初期化変数および未初期化変数のアクセスはすべて指定した「レジスタB」相対で行います。

ただし,RAM データ全体の大きさが64KB~256KB 以内でなければなりません。

コンパイラおよびライブラリ・ジェネレータのオプション-base,アセンブラのオプション-baseに相当します。

デフォルト

なし

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

なし

RAM 用ベースレジスタを指定しません。

R8 (-base=ram=R8)

R8をRAM 用ベースレジスタに指定します。

R9 (-base=ram=R9)

R9をRAM 用ベースレジスタに指定します。

R10 (-base=ram=R10)

R10をRAM 用ベースレジスタに指定します。

R11 (-base=ram=R11)

R11をRAM 用ベースレジスタに指定します。

R12 (-base=ram=R12)

R12をRAM 用ベースレジスタに指定します。

R13 (-base=ram=R13)

R13をRAM 用ベースレジスタに指定します。

アドレス値を設定するベースレジスタのアドレス

アドレス値を設定するベースレジスタのアドレスを指定します。

コンパイラおよびライブラリ・ジェネレータのオプション-base,アセンブラのオプション-baseに相当します。

デフォルト

00000000(16進数)

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力

指定可能値

0~FFFFFFFF(16進数)

アドレス値を設定するベースレジスタのレジスタ

プログラム全体で,ベースアドレスとして固定で使用する汎用レジスタを指定します。

アドレス値=レジスタC」を指定した場合は,コンパイル時に割り付けアドレスが確定している領域のうち,アドレス値から64KB~256KB 以内の領域のアクセスを,指定した「レジスタC」相対で行います。

コンパイラおよびライブラリ・ジェネレータのオプション-base,アセンブラのオプション-baseに相当します。

なお,本プロパティは,[PIC/PID]カテゴリの[PID 機能を有効にする]プロパティで[いいえ]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

なし

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

なし

アドレス値を設定するベースレジスタを指定しません。

R8 (-base=<アドレス値>=R8)

R8をアドレス値を設定するベースレジスタに指定します。

R9 (-base=<アドレス値>=R9)

R9をアドレス値を設定するベースレジスタに指定します。

R10 (-base=<アドレス値>=R10)

R10をアドレス値を設定するベースレジスタに指定します。

R11 (-base=<アドレス値>=R11)

R11をアドレス値を設定するベースレジスタに指定します。

R12 (-base=<アドレス値>=R12)

R12をアドレス値を設定するベースレジスタに指定します。

R13 (-base=<アドレス値>=R13)

R13をアドレス値を設定するベースレジスタに指定します。

CPUタイプ特有の問題を回避する

CPUタイプ特有の問題を回避するかどうかを選択します。

コンパイラおよびライブラリ・ジェネレータのオプション-patch ,アセンブラのオプション-patchに相当します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

いいえ

組み込み関数set_ipl の呼び出しに対する生成コードは,MVTIPL 命令を含んだものとなります。

はい (RX610 グループ向け) (-patch=rx610)

MVTIPL 命令を生成コードに使用しません(RX610 グループ向け)。

割り込み関数でACC を退避・回復する

割り込み関数でアキュムレータ(ACC) を退避・回復するかどうかを選択します。

生成される退避・回復コードは,#pragma interrupt にacc を選択したときに生成されるコードと同じものです。

コンパイラ,およびライブラリ・ジェネレータのオプション-save_accオプションに相当します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (-save_acc)

割り込み関数でACC を退避・回復します。

いいえ

割り込み関数でACC を退避・回復しません。

(3)

[PIC/PID]

PIC/PID機能に関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

PIC 機能を有効にする

PIC(位置独立コード)機能を有効にするかどうかを選択します。

PIC においては,関数呼び出しはすべてBSR またはBRA 命令を用いて行い,また関数のアドレスを取得するときはPC からの相対アドレスを用いるようにします。

これによって,PIC はリンク後に任意のアドレスに配置することができます。

コンパイラおよびライブラリ・ジェネレータのオプション-pic,アセンブラのオプション-pic に相当します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (-pic)

PIC 機能を有効にします。

いいえ

PIC 機能を無効にします。

PID 機能を有効にする

PID(位置独立データ)機能を有効にするかどうかを選択します。

定数領域セクションC,C_2 およびC_1,リテラルセクションL とswitch 文分岐テーブルセクションW,W_2 およびW_1 をPID(位置独立データ)とします。

PID のアクセスは,すべてPID レジスタからの相対アドレスで行います。

コンパイラおよびライブラリ・ジェネレータのオプション-pid,アセンブラのオプション-pidに相当します。

なお,本プロパティは,[CPU]カテゴリの[ROM 用ベースレジスタ]プロパティで[なし],および[PID レジスタをコード生成に使用する]プロパティで[はい],を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (オフセットの最大幅:16 ビット) (-pid=16)

PID 機能を有効にします。

16 ビット(64KB~256KB)のアドレッシングに対応します。

はい (オフセットの最大幅:制限なし) (-pid=32)

PID 機能を有効にします。

32 ビット(4GB)のアドレッシングに対応します。

いいえ

PID 機能を無効にします。

PID レジスタをコード生成に使用する

PID レジスタをコード生成に使用するかどうかを選択します。

PID 機能が有効なアプリケーションプログラムから呼び出されるマスタプログラムは,本オプションでコンパイル/アセンブルする必要があります。

コンパイラおよびライブラリ・ジェネレータのオプション-nouse_pid_register ,アセンブラのオプション-nouse_pid_registerに相当します。

なお,本プロパティは,[PID 機能を有効にする]プロパティで[いいえ]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

はい

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい

PID レジスタをコード生成に使用します。

いいえ (-nouse_pid_register)

PID レジスタをコード生成に使用しません。

(4)

[出力ファイルの種類と場所]

コンパイル時によく使うオプションに関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

出力ファイルの種類

ビルド時に生成するファイルの種類を選択します。

ここで設定したファイルの種類がデバッグ対象になります。

なお,ライブラリ用のプロジェクト以外の場合は[実行形式(ロード・モジュール・ファイル)],[実行形式(ヘキサ・ファイル)]のみを表示します。ただし,[よく使うオプション(ヘキサ出力)]カテゴリの[ヘキサ・ファイルを出力する]プロパティで[いいえ]を選択した場合,[実行形式(ヘキサ・ファイル)]を表示しません。

ライブラリ用のプロジェクトの場合は[ライブラリ形式]のみを表示します。

デフォルト

-

ライブラリ用のプロジェクト以外の場合

実行形式(ロード・モジュール・ファイル)

-

ライブラリ用のプロジェクトの場合

ライブラリ形式

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

実行形式(ロード・モジュール・ファイル)

ロード・モジュール・ファイルをデバッグ対象にします。

実行形式(ヘキサ・ファイル)

ヘキサ・ファイルをデバッグ対象にします。

ライブラリ形式

デバッグ対象に設定しません。

中間ファイル出力フォルダ

中間ファイルを出力するフォルダを指定します。

相対パスで指定した場合は,メイン・プロジェクト,またはサブプロジェクトのフォルダを基点とします。

絶対パスで指定した場合は,メイン・プロジェクト,またはサブプロジェクトのフォルダを基点とした相対パスに変換します(ドライブが異なる場合を除く)。

次のプレースホルダに対応しています。

%BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。

%ProjectName% : プロジェクト名に置換します。

%MicomToolPath% : 本製品のインストール・フォルダの絶対パスに置換します。

空欄の場合は,プロジェクトのフォルダを指定したものとみなします。

なお,本プロパティは,CC-RX V2.00.00以上をインストールした環境において,[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV2.00.00以上を選択した場合に表示します。

本プロパティの設定は,以下のファイルの出力先に影響します。

-

オブジェクト・ファイル(*.obj)

-

前処理済みソース・ファイル(*.p *.pp)

-

アセンブリ・ソース・ファイル(-output=srcまたは-asm_pathオプション指定時)(*.src)

-

アセンブル・リスト・ファイル(*.lst)

-

コンパイラ用のサブコマンド・ファイル(*.cca)

-

アセンブラ用のサブコマンド・ファイル(*.cas)

-

最適化リンカ用のサブコマンド・ファイル(ライブラリ用のプロジェクト以外)(*.clnk)

-

最適化リンカ用のサブコマンド・ファイル(ライブラリ用のプロジェクト)(*.ccl)

 

コンパイラ,アセンブラ用のサブコマンド・ファイルは,コンパイラ,またはアセンブラのオプションをスペース区切りで記載したものです。コンパイラ,またはアセンブラのコマンドラインが長い場合のみ出力されます。

最適化リンカ用のサブコマンド・ファイルは,最適化リンカのオプションをCR+LF区切りで記載したものです。

サブコマンド・ファイルはCS+が内部的に使用しているもので,ビルド時にすでに存在する場合,上書きされます。

デフォルト

%BuildModeName%

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力,または[...]ボタンをクリックし,フォルダの参照 ダイアログによる編

指定可能値

247文字までの文字列

(5)

[よく使うオプション(コンパイル)]

コンパイル時によく使うオプションに関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

追加のインクルード・パス

インクルード・ファイルの存在するパス名を指定します。

次のプレースホルダに対応しています。

%ActiveProjectDir% : アクティブ・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ActiveProjectName% : アクティブ・プロジェクト名に置換します。

%BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。

%MainProjectDir% : メイン・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%MainProjectName% : メイン・プロジェクト名に置換します。

%MicomToolPath% : 本製品のインストール・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectDir% : プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectName% : プロジェクト名に置換します。

%TempDir% : テンポラリ・フォルダの絶対パスに置換します。

%WinDir% : Windowsシステム・フォルダの絶対パスに置換します。

なお,パスはプロジェクト・フォルダを基点とします。

コンパイラのオプション-includeに相当します。

指定したインクルード・パスはサブプロパティとして表示します。

デフォルト

追加のインクルード・パス[定義数]

変更方法

[...]ボタンをクリックし,パス編集 ダイアログによる編集

サブプロパティはテキスト・ボックスによる直接入力も可能

指定可能値

247文字までの文字列

65536個まで指定可能です。

システム・インクルード・パス

コンパイル時にシステムが設定するインクルード・パスの指定順を変更します。

コンパイラのオプション-includeに相当します。

デフォルト

システム・インクルード・パス[定義数]

変更方法

[...]ボタンをクリックし,システム・インクルード・パス順設定 ダイアログによる編集

指定可能値

変更不可(インクルード・パスの設定順の変更のみ可能)

マクロ定義

定義したいマクロ名を指定します。

マクロ名=文字列」の形式で1 行に1 つずつ指定します。

「=文字列」の部分は省略可能で,省略した場合,そのマクロ名が定義されたものと仮定します。

コンパイラのオプション-defineに相当します。

指定したマクロはサブプロパティとして表示します。

デフォルト

マクロ定義[定義数]

変更方法

[...]ボタンをクリックし,テキスト編集 ダイアログによる編集

サブプロパティはテキスト・ボックスによる直接入力も可能

指定可能値

32767文字までの文字列

65536個まで指定可能です。

デバッグ情報を出力する

デバッグ情報をオブジェクト・モジュール・ファイルに出力するかどうかを選択します。

コンパイラのオプション-debug,-nodebugに相当します。

デフォルト

いいえ (-nodebug)

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (-debug)

デバッグ情報をオブジェクト・モジュール・ファイルに出力します。

いいえ (-nodebug)

デバッグ情報をオブジェクト・モジュール・ファイルに出力しません。

最適化レベル

最適化レベルを選択します。

コンパイラのオプション-optimizeに相当します。

デフォルト

2 (-optimize=2)

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

0 (-optimize=0)

最適化を実施しません。

1 (-optimize=1)

自動変数のレジスタ割り付け,関数出口ブロックの統合,統合可能な複数命令の統合など,一部最適化を実施します。

2 (-optimize=2)

全般的に最適化を実施します。

Max (-optimize=max)

実施可能な最適化を最大限に行います。

モジュール間最適化用付加情報を出力する

モジュール間最適化用付加情報を出力するかどうかを選択します。

本オプションを指定したファイルは,リンク時にモジュール間最適化の対象になります。

コンパイラのオプション-goptimizeに相当します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (-goptimize)

モジュール間最適化用付加情報を出力します。

いいえ

モジュール間最適化用付加情報を出力しません。

最適化方法

最適化方法を選択します。

コンパイラのオプション-speed ,-sizeに相当します。

デフォルト

コード・サイズ重視の最適化 (-size)

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

実行性能重視の最適化 (-speed)

実行性能重視の最適化を実施します。

コード・サイズ重視の最適化 (-size)

コードサイズ重視の最適化を実施します。

ソース・リスト・ファイルを出力する

ソース・リスト・ファイルを出力するかどうかを選択します。

コンパイラのオプション-listfile,-nolistfile に相当します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (-listfile)

ソース・リスト・ファイルを出力します。

いいえ (-nolistfile)

ソース・リスト・ファイルを出力しません。

C/C++ソースを出力する

ソース・リスト・ファイルの内容の設定を行います。

C/C++ソースを出力するかどうかを選択します。

コンパイラのオプション-showに相当します。

なお,本プロパティは,[ソース・リスト・ファイルを出力する]プロパティで[はい (-listfile]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (-show=source)

C/C++ソースを出力します。

いいえ

C/C++ソースを出力しません。

条件アセンブルで偽の行を出力する

ソース・リスト・ファイルの内容の設定を行います。

条件アセンブルで偽の行を出力するかどうかを選択します。

コンパイラのオプション-showに相当します。

なお,本プロパティは,[ソース・リスト・ファイルを出力する]プロパティで[はい (-listfile]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (-show=conditionals)

条件アセンブルで偽の行を出力します。

いいえ

条件アセンブルで偽の行を出力しません。

.DEFINE 置換前の情報を出力する

ソース・リスト・ファイルの内容の設定を行います。

.DEFINE 置換前の情報を出力するかどうかを選択します。

コンパイラのオプション-showに相当します。

なお,本プロパティは,[ソース・リスト・ファイルを出力する]プロパティで[はい (-listfile]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (-show=definitions)

.DEFINE 置換前の情報を出力します。

いいえ

.DEFINE 置換前の情報を出力しません。

アセンブラ・マクロ記述展開行を出力する

ソース・リスト・ファイルの内容の設定を行います。

アセンブラ・マクロ記述展開行を出力するかどうかを選択します。

コンパイラのオプション-showに相当します。

なお,本プロパティは,[ソース・リスト・ファイルを出力する]プロパティで[はい (-listfile]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (-show=expansions)

アセンブラ・マクロ記述展開行を出力します。

いいえ

アセンブラ・マクロ記述展開行を出力しません。

(6)

[よく使うオプション(アセンブル)]

アセンブル時によく使うオプションに関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

追加のインクルード・パス

インクルード・ファイルの存在するパス名を指定します。

次のプレースホルダに対応しています。

%ActiveProjectDir% : アクティブ・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ActiveProjectName% : アクティブ・プロジェクト名に置換します。

%BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。

%MainProjectDir% : メイン・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%MainProjectName% : メイン・プロジェクト名に置換します。

%MicomToolPath% : 本製品のインストール・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectDir% : プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectName% : プロジェクト名に置換します。

%TempDir% : テンポラリ・フォルダの絶対パスに置換します。

%WinDir% : Windowsシステム・フォルダの絶対パスに置換します。

なお,パスはプロジェクト・フォルダを基点とします。

アセンブラのオプション-includeに相当します。

指定したインクルード・パスはサブプロパティとして表示します。

デフォルト

追加のインクルード・パス[定義数]

変更方法

[...]ボタンをクリックし,パス編集 ダイアログによる編集

サブプロパティはテキスト・ボックスによる直接入力も可能

指定可能値

247文字までの文字列

65536個まで指定可能です。

システム・インクルード・パス

アセンブル時にシステムが設定するインクルード・パスの指定順を変更します。

アセンブラのオプション-includeに相当します。

デフォルト

システム・インクルード・パス[定義数]

変更方法

[...]ボタンをクリックし,システム・インクルード・パス順設定 ダイアログによる編集

指定可能値

変更不可(インクルード・パスの設定順の変更のみ可能)

マクロ定義

定義したいマクロ名を指定します。

マクロ名=文字列」の形式で1 行に1 つずつ指定します。

アセンブラのオプション-defineに相当します。

指定したマクロはサブプロパティとして表示します。

デフォルト

マクロ定義[定義数]

変更方法

[...]ボタンをクリックし,テキスト編集 ダイアログによる編集

サブプロパティはテキスト・ボックスによる直接入力も可能

指定可能値

32767文字までの文字列

65536個まで指定可能です。

デバッグ情報を出力する

デバッグ情報をオブジェクト・モジュール・ファイルに出力するかどうかを選択します。

アセンブラのオプション-debug,-nodebugに相当します。

なお,本プロパティは,[ビルド方法]カテゴリの[一括ビルドを行う]プロパティで[いいえ]を選択した場合に表示します。

デフォルト

いいえ (-nodebug)

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (-debug)

デバッグ情報をオブジェクト・モジュール・ファイルに出力します。

いいえ (-nodebug)

デバッグ情報をオブジェクト・モジュール・ファイルに出力しません。

モジュール間最適化用付加情報を出力する

モジュール間最適化用付加情報を出力するかどうかを選択します。

本オプションを指定したファイルは,リンク時にモジュール間最適化の対象になります。

アセンブラのオプション-goptimizeに相当します。

なお,本プロパティは,[ビルド方法]カテゴリの[一括ビルドを行う]プロパティで[いいえ]を選択した場合に表示します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(-goptimize)

モジュール間最適化用付加情報を出力します。

いいえ

モジュール間最適化用付加情報を出力しません。

アセンブル・リスト・ファイルを出力する

アセンブル・リスト・ファイルを出力するかどうかを選択します。

アセンブラのオプション-listfile,-nolistfileに相当します。

なお,本プロパティは,[ビルド方法]カテゴリの[一括ビルドを行う]プロパティで[いいえ]を選択した場合に表示します。

デフォルト

いいえ (-nolistfile)

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (-listfile)

アセンブル・リスト・ファイルを出力します。

いいえ (-nolistfile)

アセンブル・リスト・ファイルを出力しません。

条件アセンブルで偽の行を出力する

アセンブル・リスト・ファイルの内容の設定を行います。

条件アセンブルで偽の行を出力するかどうかを選択します。

アセンブラのオプション-showに相当します。

なお,本プロパティは,[アセンブル・リスト・ファイルを出力する]プロパティで[はい (-listfile)]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (-show=conditionals)

条件アセンブルで条件が偽となった行を出力します。

いいえ

条件アセンブルで条件が偽となった行を出力しません。

.DEFINE 置換前の情報を出力する

アセンブル・リスト・ファイルの内容の設定を行います。

.DEFINE置換前の情報を出力するかどうかを選択します。

アセンブラのオプション-showに相当します。

なお,本プロパティは,[アセンブル・リスト・ファイルを出力する]プロパティで[はい (-listfile)]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(-show=definitions)

.DEFINE置換前の情報を出力します。

いいえ

.DEFINE置換前の情報を出力しません。

アセンブラ・マクロ記述展開行を出力する

アセンブル・リスト・ファイルの内容の設定を行います。

アセンブラ・マクロ記述展開行を出力するかどうかを選択します。

アセンブラのオプション-showに相当します。

なお,本プロパティは,[アセンブル・リスト・ファイルを出力する]プロパティで[はい (-listfile)]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (-show=expansions)

アセンブラ・マクロ記述展開行を出力します。

いいえ

アセンブラ・マクロ記述展開行を出力しません。

(7)

[よく使うオプション(リンク)]

リンク時によく使うオプションに関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

なお,本カテゴリは,ライブラリ用のプロジェクトの場合は表示しません。

使用するライブラリ・ファイル

ライブラリ・ファイルを指定します。

次のプレースホルダに対応しています。

%BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。

%ProjectName% : プロジェクト名に置換します。

%MicomToolPath% : 本製品のインストール・フォルダの絶対パスに置換します。

リンカのオプション-libraryに相当します。

ライブラリ・ファイル名はサブプロパティとして表示します。

デフォルト

ライブラリ・ファイル[定義数]

変更方法

[...]ボタンをクリックし,パス編集 ダイアログによる編集

サブプロパティはテキスト・ボックスによる直接入力も可能

指定可能値

32767文字までの文字列

65536個まで指定可能です。

デバッグ情報を出力する

デバッグ情報を出力するかどうかを選択します。

リンカのオプション-debug,-sdebug,および-nodebugに相当します。

デフォルト

はい (出力ファイル内) (-DEBug)

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (出力ファイル内) (-DEBug)

デバッグ情報を出力します(出力ファイル内)。

はい (デバッグ情報ファイル出力) (-SDebug)

デバッグ情報ファイルを出力します。

いいえ (-NODEBug)

デバッグ情報を出力しません。

最適化方法

最適化方法を選択します。

リンカのオプション-nooptimize,および-optimizeに相当します。

デフォルト

しない (-NOOPtimize)

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

しない (-NOOPtimize)

モジュールの最適化を行いません。

すべて (-OPtimize)

すべての最適化を行います。

スピード重視(-OPtimize=SPeed)

スピード重視の最適化を行います。

安全な最適化(-OPtimize=SAFe)

安全な最適化を行います。

カスタム

指定した項目の最適化を行います。

未参照シンボルを削除する

未参照シンボルを削除するかどうかを選択します。

リンカのオプション-optimizeに相当します。

なお,本プロパティは,[最適化方法]プロパティで[カスタム]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(-OPtimize=Symbol_delete)

未参照シンボルを削除します。

いいえ

未参照シンボルを削除しません。

複数の同一命令列をサブルーチン化する

複数の同一命令列をサブルーチン化するかどうかを選択します。

リンカのオプション-optimizeに相当します。

なお,本プロパティは,[最適化方法]プロパティで[カスタム]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (-OPtimize=SAMe_code)

複数の同一命令列をサブルーチン化します。

いいえ

複数の同一命令列をサブルーチン化しません。

最小コードサイズ

共通コード統合最適化で,最適化対象となる最小コードサイズを指定します。

リンカのオプション-optimizeに相当します。

なお,本プロパティは,[複数の同一命令列をサブルーチン化する]プロパティで[はい (-OPtimize=SAMe_code)]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

1E(16進数)

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力

指定可能値

8~7FFF(16進数)

コードサイズがより小さくなる命令に置き換える

コードサイズがより小さくなる命令に置き換えるかどうかを選択します。

リンカのオプション-optimizeに相当します。

なお,本プロパティは,[最適化方法]プロパティで[カスタム]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (-OPtimize=SHort_format)

コードサイズがより小さくなる命令に置き換えます。

いいえ

コードサイズがより小さくなる命令に置き換えません。

分岐命令サイズを最適化する

プログラムの配置情報に基づいて,分岐命令サイズを最適化するかどうかを選択します。

リンカのオプション-optimizeに相当します。

なお,本プロパティは,[最適化方法]プロパティで[カスタム]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(-OPtimize=Branch)

プログラムの配置情報に基づいて,分岐命令サイズを最適化します。

いいえ

分岐命令サイズを最適化しません。

セクションの開始アドレス

セクションの開始アドレスを指定します。

リンカのオプション-startに相当します。

デフォルト

ターゲット・デバイス固有の値

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力,または[...]ボタンをクリックし,セクション設定 ダイアログによる編集

指定可能値

1022文字までの文字列

(8)

[よく使うオプション(ヘキサ出力)]

ヘキサ出力時によく使うオプションに関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

なお,本カテゴリは,ライブラリ用のプロジェクトの場合は表示しません。

ヘキサ・ファイルを出力する

ヘキサ・ファイルを出力するかどうかを選択します。

デフォルト

はい

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい

ヘキサ・ファイルを出力します。

いいえ

ヘキサ・ファイルを出力しません。

ヘキサ・ファイル・フォーマット

出力するヘキサ・ファイルのフォーマットを選択します。

リンカのオプション-formに相当します。

デフォルト

モトローラ・Sタイプ・ファイル(-Form=Stype)

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

インテル拡張ヘキサ・ファイル(-Form=Hexadecimal)

インテル拡張ヘキサ・ファイルを出力します。

モトローラ・Sタイプ・ファイル(-Form=Stype)

モトローラ・Sタイプ・ファイルを出力します。

バイナリ・ファイル(-Form=Binary)

バイナリ・ファイルを出力します。

出力フォルダ

ヘキサ・ファイルの出力フォルダを指定します。

相対パスで指定した場合は,メイン・プロジェクト,またはサブプロジェクトのフォルダを基点とします。

絶対パスで指定した場合は,メイン・プロジェクト,またはサブプロジェクトのフォルダを基点とした相対パスに変換します(ドライブが異なる場合を除く)

次のプレースホルダに対応しています。

%ActiveProjectDir% : アクティブ・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ActiveProjectName% : アクティブ・プロジェクト名に置換します。

%BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。

%MainProjectDir% : メイン・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%MainProjectName% : メイン・プロジェクト名に置換します。

%MicomToolPath% : 本製品のインストール・フォルダの絶対パスに置換します。

%OutputDir% : 出力フォルダの絶対パスに置換します。

%OutputFile% : 出力ファイルの絶対パスに置換します。

%ProjectDir% : プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectName% : プロジェクト名に置換します。

%TempDir% : テンポラリ・フォルダの絶対パスに置換します。

%WinDir% : Windowsシステム・フォルダの絶対パスに置換します。

空欄の場合は,プロジェクト・フォルダを指定したものとみなします。

リンカのオプション-outputに相当します。

なお,本プロパティは,[ヘキサ・ファイルを出力する]プロパティで[はい]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

%BuildModeName%

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力,または[...]ボタンをクリックし,フォルダの参照ダイアログによる編集

指定可能値

247文字までの文字列

出力ファイル名

ヘキサ・ファイル名をを指定します。

拡張子を省略した場合は,[ヘキサ・ファイル・フォーマット]プロパティの選択に依存して,自動的に付加します。

[インテル拡張ヘキサ・ファイル(-Form=Hexadecimal)]を選択している場合:.hex

[モトローラ・Sタイプ・ファイル(-Form=Stype)]を選択している場合:.mot

[バイナリ・ファイル(-Form=Binary)]を選択している場合:.bin

次のプレースホルダに対応しています。

%BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。

%ProjectName% : プロジェクト名に置換します。

%MicomToolPath% : 本製品のインストール・フォルダの絶対パスに置換します。

リンカのオプション-outputに相当します。

なお,本プロパティは,[ヘキサ・ファイルを出力する]プロパティで[はい]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

%ProjectName%.abs

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力

指定可能値

259文字までの文字列

分割出力ファイル

分割出力ファイルを指定します。

ファイル名=先頭アドレス-終了アドレス」,または「ファイル名=セクション名」の形式で1行に1つずつ指定します。

セクション名を複数指定する場合は,「ファイル名=セクション名:セクション名」のように,コロンで区切って指定します(例:file1.mot=sec1:sec2)。

アドレスは16進数で指定します(例:file2.mot=400-4ff)

拡張子を省略した場合は,[ヘキサ・ファイル・フォーマット]プロパティの選択に依存して,自動的に付加します。

[インテル拡張ヘキサ・ファイル(-Form=Hexadecimal)]を選択している場合:.hex

[モトローラ・Sタイプ・ファイル(-Form=Stype)]を選択している場合:.mot

[バイナリ・ファイル(-Form=Binary)]を選択している場合:.bin

次のプレースホルダに対応しています。

%ActiveProjectDir% : アクティブ・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ActiveProjectName% : アクティブ・プロジェクト名に置換します。

%BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。

%MainProjectDir% : メイン・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%MainProjectName% : メイン・プロジェクト名に置換します。

%MicomToolPath% : 本製品のインストール・フォルダの絶対パスに置換します。

%OutputDir% : 出力フォルダの絶対パスに置換します。

%OutputFile% : 出力ファイルの絶対パスに置換します。

%ProjectDir% : プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectName% : プロジェクト名に置換します。

%TempDir% : テンポラリ・フォルダの絶対パスに置換します。

%WinDir% : Windowsシステム・フォルダの絶対パスに置換します。

空欄の場合は,プロジェクト・フォルダを指定したものとみなします。

リンカのオプション-outputに相当します。

分割出力ファイル名はサブプロパティとして表示します。

なお,本プロパティは,[ヘキサ・ファイルを出力する]プロパティで[はい]を選択した場合のみ表示します

デフォルト

分割出力ファイル[定義数

変更方法

[...]ボタンをクリックし,テキスト編集ダイアログによる編集

サブプロパティはテキスト・ボックスによる直接入力も可能

指定可能値

255文字までの文字列

65536個まで指定可能

(9)

[よく使うオプション(ライブラリアン)]

ライブラリ生成時によく使うオプションに関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

なお,本カテゴリは,ライブラリ用プロジェクトの場合で,[ライブラリアン・オプション]タブ[出力]カテゴリの[出力ファイル形式]プロパティが[リロケータブル・モジュール・ファイル(-Form=Relocate)]の時のみ表示します。

デバッグ情報を出力する

デバッグ情報を出力するかどうかを選択します。

リンカのオプション-nodebug,-debugに相当します。

デフォルト

はい (出力ファイル内) (-DEBug)

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (出力ファイル内) (-DEBug)

デバッグ情報を出力します(出力ファイル内)。

いいえ (-NODEBug)

デバッグ情報を出力しません。

(10)

[ビルド方法]

ビルド方法に関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

一括ビルドを行う

複数のファイルを同時にコンパイル/アセンブル/リンクしてロード・モジュール・ファイルを生成するかどうかを選択します。

ただし,個別オプションを設定しているファイル,およびビルド前実行の対象となっているファイルは,一括ビルドの対象から除きます。

一括ビルドについての詳細は「2.2.1一括ビルドを行う」を参照してください。

なお,本プロパティは,CC-RX V2.00.00以上をインストールした環境において,[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV2.00.00以上を選択した場合に表示します。

デフォルト

プロジェクト作成時のコンパイラ・パッケージのバージョンにより異なります。

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい

複数のファイルを同時にコンパイル/アセンブル/リンクします。

いいえ

ファイル単位でコンパイル/アセンブル/リンクを行います。

パラレル・ビルドを行う

パラレル・ビルド機能を有効にするかどうかを選択します。

パラレル・ビルド機能により,CS+はコンピュータが搭載しているすべてのプロセッサを使用してパラレルに複数のソース・ファイルをコンパイル/アセンブルします。これにより,より速くコンパイル/アセンブルすることができます。

さらに,プロジェクト間のパラレル・ビルドは,[ツール]メニュー→[オプション]を選択し,オプション ダイアログの[全般 - ビルド]カテゴリにて設定することができます。

パラレル・ビルドの詳細については,「2.2.2パラレル・ビルド(並列ビルド)を行う」を参照してください。

デフォルト

プロジェクト作成時のコンパイラ・パッケージのバージョンにより異なります。

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい

パラレル・ビルドを有効にします。

いいえ

パラレル・ビルドを無効にします。

インクルード・ファイルが存在しないソースの扱い

ソース・ファイルがインクルードしているファイルが存在しない場合,そのソース・ファイルを再コンパイル/アセンブルするかどうかを選択します。

デフォルト

再コンパイル/アセンブルする

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

再コンパイル/アセンブルする

インクルード・ファイルが存在しない場合,ソース・ファイルを再コンパイル/アセンブルします。

再コンパイル/アセンブルしない

インクルード・ファイルが存在しない場合,ソース・ファイルを再コンパイル/アセンブルしません。

パス、リンク順の互換性を保つ

High-performance Embedded Workshopのパス指定,リンク順と互換性を保つかどうかを選択します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい

High-performance Embedded Workshopの仕様に則った,パス指定,リンク順になります。

いいえ

本製品の仕様に則った,パス指定,リンク順になります。

(11)

[バージョン選択]

ビルド・ツールのバージョン選択に関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

使用するコンパイラ・パッケージのインストール・フォルダ

使用するコンパイラ・パッケージがインストールしているフォルダを表示します。

デフォルト

インストール・フォルダ名

変更方法

変更不可

使用するコンパイラ・パッケージのバージョン

使用するコンパイラ・パッケージのバージョンを選択します。

この設定はすべてのビルド・モードで共通です。

デフォルト

常にインストール済みの最新版

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

常にインストール済みの最新版

インストールしているコンパイラ・パッケージの内,最新バージョンを使用します。

インストールしているコンパイラ・パッケージのバージョン

選択したバージョンのコンパイラ・パッケージを使用します。

インストール済みのコンパイラ・パッケージの最新バージョン

[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]を選択した場合に使用するコンパイラ・パッケージのバージョンを表示します。

この設定はすべてのビルド・モードで共通です。

なお,本プロパティは,[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

インストールしているコンパイラ・パッケージの最新バージョン

変更方法

変更不可

(12)

[記録]

記録に関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

メモ

このビルド・ツールにメモを追加します。

1行に1項目ずつ指定します。

この設定はすべてのビルド・モードで共通です。

追加したメモはサブプロパティとして表示します。

デフォルト

メモ[項目数]

変更方法

[...]ボタンをクリックし,テキスト編集 ダイアログによる編集

サブプロパティはテキスト・ボックスによる直接入力も可能

指定可能値

256文字までの文字列

256個まで指定可能です。

(13)

[その他]

ビルド・ツールに関するその他の詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

出力メッセージ・フォーマット

ビルド中のメッセージのフォーマットを指定します。

対象となるのは,使用するビルド・ツール,およびプラグインによって追加されたコマンドの出力メッセージです。

[ビルド前に実行するコマンド]プロパティ,および[ビルド後に実行するコマンド]プロパティなどで指定したコマンドの出力メッセージは対象外です。

次のプレースホルダに対応しています。

%Program% : 実行中のプログラム名に置換します。

%Options% : ビルド実行時のコマンド・ライン・オプションに置換します。

%TargetFiles% : ビルド中のファイル名に置換します。

空欄の場合は,%Program% %Options%を自動的に設定します。

デフォルト

%TargetFiles%

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力(256文字までの文字列),またはドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

%TargetFiles%

出力メッセージにファイル名を表示します。

%TargetFiles%: %Options%

出力メッセージにファイル名とコマンド・ライン・オプションを表示します。

%Program% %Options%

出力メッセージにプログラム名とコマンド・ライン・オプションを表示します。

ビルド・オプション一覧表示フォーマット

ビルド・オプション一覧の表示フォーマットを指定します。

対象となるのは,使用するビルド・ツール,およびプラグインによって追加されたコマンドのオプションです。

[ビルド前に実行するコマンド]プロパティ,および[ビルド後に実行するコマンド]プロパティなどで指定したコマンドのオプションは対象外です。

次のプレースホルダに対応しています。

%Program% : 実行中のプログラム名に置換します。

%Options% : ビルド実行時のコマンド・ライン・オプションに置換します。

%TargetFiles% : ビルド中のファイル名に置換します。

空欄の場合は,%TargetFiles% : %Program% %Options%を自動的に設定します。

デフォルト

%TargetFiles% : %Program% %Options%

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力,または[...]ボタンをクリックし,文字列入力 ダイアログによる編集

指定可能値

256文字までの文字列

ビルド前に実行するコマンド

ビルド処理前に実行するコマンドを指定します。

バッチファイルを指定する場合は,call命令を使用してください(例:call a.bat)。

次のプレースホルダに対応しています。

%ActiveProjectDir% : アクティブ・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ActiveProjectName% : アクティブ・プロジェクト名に置換します。

%BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。

%MainProjectDir% : メイン・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%MainProjectName% : メイン・プロジェクト名に置換します。

%MicomToolPath% : 本製品のインストール・フォルダの絶対パスに置換します。

%OutputDir% : 出力フォルダの絶対パスに置換します。

%OutputFile% : 出力ファイルの絶対パスに置換します。

%ProjectDir% : プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectName% : プロジェクト名に置換します。

%TempDir% : テンポラリ・フォルダの絶対パスに置換します。

%WinDir% : Windowsシステム・フォルダの絶対パスに置換します。

先頭行に“#!python”と記述すると,2行目から最終行までの内容をPythonコンソールのスクリプトと判断し,ビルド処理前にPythonコンソールで実行します。

なお,スクリプト中にはプレースホルダの記述も可能です。

指定したコマンドはサブプロパティとして表示します。

デフォルト

ビルド前に実行するコマンド[定義数]

変更方法

[...]ボタンをクリックし,テキスト編集 ダイアログによる編集

サブプロパティはテキスト・ボックスによる直接入力も可能

指定可能値

1023文字までの文字列

64個まで指定可能です。

ビルド後に実行するコマンド

ビルド処理後に実行するコマンドを指定します。

バッチファイルを指定する場合は,call命令を使用してください(例:call a.bat)。

次のプレースホルダに対応しています。

%ActiveProjectDir% : アクティブ・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ActiveProjectName% : アクティブ・プロジェクト名に置換します。

%BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。

%MainProjectDir% : メイン・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%MainProjectName% : メイン・プロジェクト名に置換します。

%MicomToolPath% : 本製品のインストール・フォルダの絶対パスに置換します。

%OutputDir% : 出力フォルダの絶対パスに置換します。

%OutputFile% : 出力ファイルの絶対パスに置換します。

%ProjectDir% : プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectName% : プロジェクト名に置換します。

%TempDir% : テンポラリ・フォルダの絶対パスに置換します。

%WinDir% : Windowsシステム・フォルダの絶対パスに置換します。

先頭行に“#!python”と記述すると,2行目から最終行までの内容をPythonコンソールのスクリプトと判断し,ビルド処理後にPythonコンソールで実行します。

なお,スクリプト中にはプレースホルダの記述も可能です。

指定したコマンドはサブプロパティとして表示します。

デフォルト

ビルド後に実行するコマンド[定義数]

変更方法

[...]ボタンをクリックし,テキスト編集 ダイアログによる編集

サブプロパティはテキスト・ボックスによる直接入力も可能

指定可能値

1023文字までの文字列

64個まで指定可能です。

その他の追加オプション

その他に追加するオプションを入力します。

なお,ここで設定したオプションは,コンパイラのオプション群の最後に付加します。

デフォルト

空欄

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力,または[...]ボタンをクリックし,文字列入力ダイアログによる編集

指定可能値

259文字までの文字列