-dbl_size
<コンパイル・オプション / マイコンオプション>
[指定形式]
-dbl_size={4 | 8}
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省略時解釈
dpfpuを指定した場合、dbl_size=8です。それ以外の場合、dbl_size=4です。
[詳細説明]
double型およびlong double型をどのように扱うかを制御します。 dbl_size=4を指定した場合、単精度浮動小数点型として扱います。 dbl_size=8を指定した場合、倍精度浮動小数点型として扱います。
[備考]
dbl_size=4を選択した場合、標準関数のうちmathf.hとmath.hとで同じ仕様の関数(例: sqrtfとsqrtなど)を一体化して標準ライブラリが構築されます。このためdbl_size=4選択時は、例えばmathf.hヘッダの関数であるsqrtfを呼び出すところを、RXのシミュレータやエミュレータでトレース(ステップ実行)すると、sqrtfではなく同じ仕様を持つmath.hヘッダの関数sqrtが呼び出されたように見えることがあります。