2.14  
カバレッジの測定【IECUBE】【シミュレータ】
 
この節では,カバレッジ機能を使用した,カバレッジ測定について説明します。
カバレッジ測定の方法にはいくつかの種類がありますが,CS+では次の領域を対象に,ソース行/関数に対するフェッチ系のコード・カバレッジ測定(C0カバレッジ),および変数に対するアクセス系のデータ・カバレッジ測定を行います。
カバレッジ測定の対象となる領域は次のとおりです。
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IECUBE | 
内部ROM/RAM,データフラッシュ,ターゲット・メモリ | 
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シミュレータ | 
内部ROM/RAM,エミュレーションROM/RAM,ターゲット・メモリ | 
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注意 | 【E1】【E20】【EZ Emulator】【COM Port】カバレッジ機能はサポートしていません。
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備考 | C0カバレッジ:命令網羅率(ステートメント・カバレッジ)たとえば, コード内のすべての命令(ステートメント)を 少なくとも1 回は実行した場合,C0 = 100 %となります。
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