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BreakCondition


ブレーク条件を作成します。

[型]

class BreakCondition:
        Address = ""
        Data = None
        AccessSize = None
        BreakType = BreakType.Hardware

[変数]

変数

説明

Address

ブレークを設定するアドレスを指定します。

必ず指定してください。

Data

データのブレーク条件を設定する数値を指定します。

“None”を指定した場合,データ条件は無視されます。

AccessSize

アクセス・サイズ(8,16,32,64のいずれか)を指定します。

“None”を指定した場合,すべてのアクセス・サイズを指定したことになります。

BreakType

ブレークの種類を指定します。

指定可能な種類を以下に示します。

種類

説明

BreakType.Software

ソフトウエア・ブレーク(シミュレータ以外)

BreakType.Hardware

ハードウエア・ブレーク(デフォルト)

BreakType.Read

データ・リード・ブレーク

BreakType.Write

データ・ライト・ブレーク

BreakType.Access

データ・アクセス・ブレーク

[詳細説明]

-

BreakConditionはclass形式になっており,ブレーク条件を変数に指定します。
ブレーク条件を作成するには,インスタンスを生成し,生成したインスタンスに対して条件を設定します。

[使用例]

>>>executeBreak = BreakCondition()              …インスタンスを生成
>>>executeBreak.Address = "main"
>>>executeBreak.BreakType = BreakType.Software
>>>debugger.Breakpoint.Set(executeBreak)        …ブレークポイント設定関数の引数に指定
>>>
>>>dataBreak = BreakCondition()                 …インスタンスを生成
>>>dataBreak.Address = "chData"
>>>dataBreak.Data = 0x10
>>>dataBreak.BreakType = BreakType.Access
>>>debugger.Breakpoint.Set(dataBreak)           …ブレークポイント設定関数の引数に指定
>>>
>>>executeBreak.Address = "sub + 0x10"          …ブレーク条件を再利用
>>>debugger.Breakpoint.Set(executeBreak)        …ブレークポイント設定関数の引数に指定
>>>