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[タスク・アナライザ]タブ

概要
本タブでは,リアルタイムOSタスク・アナライザの設定を行います。
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機能
1 ) [トレース]
リアルタイムOSタスク・アナライザのトレース・モードに関する設定を行います。本設定により,「2.6.6 リアルタイムOSタスク・アナライザに関するオプション」に示すビルド・オプションが自動設定されます。ただし,対応する機能のプロパティパネルとは連動していないため,自動設定された内容を対応する機能のプロパティパネルで変更してはなりません。
トレース・モードの選択
リアルタイムOSタスク・アナライザのトレース・モードを選択します。
デフォルト
ハードウェア・トレース・モードでトレース・チャートを取得
変更方法
ドロップダウン・リストによる選択
指定可能値
トレースしない
リアルタイムOSタスク・アナライザは使用できません。
ハードウェア・トレース・モードでトレース・チャートを取得
トレース情報はエミュレータやシミュレータが持つトレース・メモリに収集されます。
ソフトウェア・トレース・モードでトレース・チャートを取得
トレース情報はユーザ・メモリに確保したトレース・バッファに収集されます。
本モード使用時は,ユーザ・オウン・コーディング部の実装とシステム・コンフィギュレーション・ファイルの設定が必要です。詳細は,15.3.1節を参照してください。
ソフトウェア・トレース・モードで長時間統計を取得
トレース情報はユーザ・メモリに確保したRI600V4の変数に収集されます。
本モード使用時は,ユーザ・オウン・コーディング部の実装とシステム・コンフィギュレーション・ファイルの設定が必要です。詳細は,15.3.2節を参照してください。
バッファを使い切った後の動作
トレース・バッファを使い切ったときの動作を選択します。
本項目は,「ソフトウェア・トレース・モードでトレース・チャートを取得」を選択した場合のみ表示されます。
デフォルト
バッファを上書きし実行し続ける。
変更方法
ドロップダウン・リストによる選択
指定可能値
バッファを上書きし実行し続ける
古い情報から順に上書きします。
トレースを停止する
トレース取得を停止します。
バッファ・サイズ
トレース・バッファのサイズ(単位:バイト)を指定します。サイズの見積もりについては,「15.4 トレース・バッファのサイズ(ソフトウェア・トレース・モードでトレース・チャートを取得)」を参照してください。
本項目は,「ソフトウェア・トレース・モードでトレース・チャートを取得」を選択した場合のみ表示されます。
デフォルト
0x100
変更方法
テキスト・ボックスによる直接入力。16進数のみ入力可能。
指定可能値
0x10~0x0FFFFFFF
バッファを選択する
バッファを選択します。
本項目は,「ソフトウェア・トレース・モードでトレース・チャートを取得」を選択した場合のみ表示されます。
デフォルト
カーネルのバッファ
変更方法
ドロップダウン・リストによる選択
指定可能値
カーネルのバッファ
ビルド時に,指定されたサイズのトレース・バッファがBRI_TRCBUFセクションに生成されます。
その他のバッファ
次項でバッファのアドレスを指定します。
バッファ・アドレス
「その他のバッファ」の先頭アドレスを即値で指定します。
このアドレスからバッファ・サイズ(バイト)の領域がトレース・バッファとして使用されます。トレースバッファ領域が,他のプログラムやデータ領域と重複しないように注意してください。
本項目は,「その他のバッファ」を選択した場合のみ表示されます。
デフォルト
0x0
変更方法
テキスト・ボックスによる直接入力。16進数のみ入力可能。
指定可能値
0x0~0xFFFFFFFFで,かつ「バッファ・アドレス」+「バッファ・サイズ」が0xFFFFFFFFを超えないこと。