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-Xpreprocess


プリプロセス結果の出力を制御します。

[指定形式]

-Xpreprocess=string[,string]

 

-

省略時解釈

プリプロセス結果のファイルに,Cソースのコメント,および行番号情報を出力しません。

[詳細説明]

-

プリプロセス結果のファイルに,Cソースのコメント,および行番号情報を出力します。

-

本オプションは,-Pオプション指定時のみ有効です。
-Pオプションを指定しない場合は,本オプションを無視します。

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stringに指定可能なものを以下に示します。
これ以外のものを指定した場合は,エラーとなります。

comment

Cソースのコメントを出力します。

line

行番号情報を出力します。

 

<行番号情報のフォーマット>

#line 行番号 ファイル名

-

行番号は10進数で,最大値はunsigned intの最大数となります。

-

ファイル名はフルパスで,パス中の\は\\に,”は\”に変換します。
印字可能文字(スペースを含む)でない場合は,\3桁の8進数(“\\%03o“)で出力します。
改行文字は\\nに変換します。

-

入力ソース・ファイル中に前処理指令#数値文字列“,または#line 数値文字列”を記述している場合は,数値行番号文字列ファイル名として適用します。

 

-

stringを省略した場合は,エラーとなります。

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OS標準の文字コードで出力します。

[使用例]

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プリプロセス結果のファイルに,Cソースのコメント,および行番号情報を出力します。

>ccrh -Xpreprocess=comment,line -P -Xcommon=rh850 main.c

 

以下は上記の例と同等です。

>ccrh -Xpreprocess=comment -Xpreprocess=line -P -Xcommon=rh850 main.c