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3.1.2 アセンブル・リスト

アセンブル時のロケーション・カウンタ値,コード,行番号,ソース・プログラムを出力します。

アセンブル・リストの出力例を以下に示します。

(1)       (2)                 (3) (4)
OFFSET    CODE                NO  SOURCE STATEMENT
 
00000000                       1  #CC-RH Compiler RH850 Assembler Source
00000000                       2  #@      CC-RH Version : VX.XX.XXx [XX Xxx XXXX]
00000000                       3  #@      Command : main.c -Xcommon=rh850 -S
00000000                       4  #@      compiled at Xxx Xxx XX XX:XX:XX XXXX
00000000                       5          .cseg text
00000000                       6          ld.w $_data,r12
00000000  440E0000              -- movhi       0x0,gp,r1
00000004  21670100              -- ld.w        0x0[r1],r12
00000008                       7
00000000                       8          .dseg data
00000000  00000000             9  _data:  .dw 0
00000004                      10

項番

説明

(1)

ロケーション・カウンタ値

その行のソース・プログラムに対して生成したコードの先頭に対するロケーション・カウンタ値を出力します。

(2)

コード

その行のソース・プログラムに対して生成したコード(機械語命令,またはデータ)を出力します。

1バイトごとに2桁の16進数で表記します。

(3)

行番号

その行の行番号を出力します。

10進数で表記します。

(4)

ソース・プログラム

その行のソース・プログラムを出力します。

その行の命令に対して命令展開が生じた場合,その命令展開によって生成した機械語命令の命令列を逆アセンブルした結果を,“--”以降に示します。

コンパイラ情報(1~4行目)は,コンパイラが出力したアセンブリ・ソース・ファイルをアセンブルした場合のみ出力します。