仮想的なターゲット・システムを構築し,仮想部品を操作するパネルです。
この操作により,周辺I/Oへのデータの入力と,周辺I/Oからの出力結果を確認することができます。
なお,本パネルは,アクティブ・プロジェクトのシミュレータが周辺機能シミュレーションに対応している場合のみ使用可能です。

発光ダイオード(Light Emitting Diode)です。 |
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アナログ・データの入力用として,ある一定範囲のデータを可変に設定できる部品です。 接続した端子に対して, ガス濃度のセンサー値(PPM)を電圧に変換し, 指定した範囲内の任意の値を与えることができます。 |
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送受信データは[シリアルモニタ]タブで確認できます。 |
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MCU と UART で接続され,Wi-Fi 通信を行うモックとして動作します。 MCU から UART でコマンドを受け取ると,予め定義された応答を返します。 送受信データは[シリアルモニタ]タブで確認できます。 |
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I2C通信を使用して温度と湿度のデータを取得可能な温湿度センサーです。 I2C通信の内容は[シリアルモニタ]タブで確認できます。 |
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I2C通信を使用してデータを表示可能なキャラクタLCD部品です。16文字×2行の表示領域を持ちます。 I2C通信の内容は[シリアルモニタ]タブで確認できます。 |
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I2C通信を使用してデータを送受信可能なデバイスです。部品内部のレジスタ値を任意の値に変更できます。 I2C通信の内容は[シリアルモニタ]タブで確認できます。 |
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I2C通信を使用して風速データを取得可能な風速センサーです。 I2C通信の内容は[シリアルモニタ]タブで確認できます。 |
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I2C 通信を使用して風量データを取得可能なフローセンサーです。 I2C 通信の内容は[シリアルモニタ]タブで確認できます。 部品右下のコンソールアイコンをクリックすることにより,[シリアルモニタ]タブが表示されます。 |
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赤外線 LED とフォトダイオード,オペアンプから構成される火災検知器の動作を模した部品です。検知時に発生する電流はアナログ入力端子に入力されます。 |
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MCUとUARTで接続されたRS-485トランシーバーと,Modbus通信機器から構成される部品です。 部品右下のコンソールアイコンをクリックすることにより,[シリアルモニタ]タブが表示されます。 |
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MCUとUARTで接続され,LTEでMQTT通信を行うモックとして動作します。 MCU から UART でコマンドを受け取ると,予め定義された応答を返します。 送受信データは[シリアルモニタ]タブで確認できます。 |
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MCUとUARTで接続され、Wi-Fi経由でTCP通信を行うモックとして動作します。MCUからUARTでコマンドを受け取ると,予め定義された応答を返します。 送受信データは[シリアルモニタ]タブで確認できます。 部品右下のアイコンをクリックすることにより,[シリアルモニタ]タブ が表示されます。 |
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入力端子に対し、赤外線リモコンで送信されるデジタル信号を入力可能な部品です。ボタンを長押しした際のリピート機能には対応していません。 |
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超音波の反射時間を利用して物体との距離を測定するセンサです。トリガパルスを入力すると、物体との距離に応じて反射時間信号が出力されます。 |
仮想ボードを取り巻く温度や湿度といった環境の値を指定できます。いくつかの部品は,これらの値を取得して動作します。
タブを選択することにより,詳細情報を表示するカテゴリが切り替わります。
このパネルには,次のタブが存在します(各タブ上における表示内容/設定方法についての詳細は,該当する(5) 詳細情報表示/変更エリアを参照してください)。
部品のプロパティを表示/編集するエリアです。
プログラム停止中に選択した部品のプロパティを表示します。
表示される項目は以下です。
MCUの全ての端子のリストを表示します。
各端子は,部品に接続されていない場合に,デジタル値もしくはアナログ値を入力することができます。
ここで指定する値は,プログラム実行中に変更することはできません。

予め端子を登録しておくことでプログラムの実行停止前の1ミリ秒間の端子波形を500ナノ秒間隔で表示することが可能です。また,マーカー機能や検索機能を用いることにより,ある条件を満たすような状態が存在するかなどを確認することも可能です。詳細な使用方法は,詳細波形モニタ内に表示されるヘルプを参照してください。 ![]() |
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ブラシレスDCモータの回転数及び回転子位置をグラフで表示します。 ![]() |
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仮想ボードに追加したシリアル通信コンポーネントで受信したデータの内容の確認やシミュレータへのデータの送信を行うことができます。
シリアル通信コンポーネントの右下にはアイコンボタンが表示され,ボタンをクリックすると[シリアルモニタ]タブが表示されます。
UART通信は16 進数表記とASCII コード表記に対応しており,MCU から送信されるデータは行の先頭に > が付加されています。

I2C通信は,通信方向(Read/Write)と通信先のスレーブアドレスと共に通信データが表示されます。1つのI2Cユニットが複数のスレーブアドレスと接続されている場合,スレーブアドレスごとに通信データをフィルタ可能です。

Modbus通信は,要求の入力とそれに対応する応答を確認できます。また,RS-485トランシーバーとシミュレータ間のUART通信データも確認可能です。

仮想ボードパネルは,下記ファイルに明記されている著作権で保護されたコンポーネントを使用することがあります。