3.2 予約語

予約語に対する変換仕様を示します。

 

表 3.2

予約語の変換

CA78K0Rの予約語

変換後

備考

__callt

変換しません

そのままCC-RLで使用できます。

callt

__callt

-Aオプションが無効の場合のみ変換します。

__sreg

__saddr

常に変換します。

sreg

__saddr

-Aオプションが無効の場合のみ変換します。

__boolean

_Bool

CC-RLにて-ansiオプションを指定する場合は,_Bool型をchar型に変更してください。

boolean

_Bool

-Aオプションが無効の場合のみ変換します。

bit

_Bool

-Aオプションが無効の場合のみ変換します。

__interrupt

#pragma interrupt

詳細は「割り込み関数」を参照してください。

__interrupt_brk

#pragma interrupt_brk

詳細は「割り込み関数」を参照してください。

__asm

#pragma inline_asm

詳細は「ASM文」を参照してください。

__rtos_interrupt

#pragma rtos_interrupt

詳細は「RTOS割り込みハンドラ」を参照してください。

__directmap

#pragma address

詳細は「絶対番地配置指定」を参照してください。

__near / __far

変換しません

far ポインタの演算ルールはCC-RLの仕様に従います。詳細は,CC-RLのユーザーズ・マニュアルを参照してください。

CA78K0RとCC-RL とで,関数ポインタの宣言における__near, __far キーワードの記述位置が異なります。CcnvCA78K0Rでは記述位置を修正しないため,手動で修正してください。キーワードの記述位置に関する詳細は,CA78K0RおよびCC-RLのユーザーズ・マニュアルを参照してください。