3.8 RTOS用タスク関数

RTOS用タスク関数の書式はCA78K0RとCC-RLとでほぼ同じです。

 

CA78K0Rの書式は以下の通りです。

#pragma rtos_task [タスク関数名]

CC-RLの書式は以下の通りです。

#pragma rtos_task [(]タスク関数名[, … ][)]

関数宣言

 

-

CA78K0Rの書式ではタスク関数名を省略可能であり,RTOS用タスク関数が使用するext_tskをユーザが定義できないようにする機能があります。同じ機能はCC-RLには存在しないため,タスク関数名が省略された場合はメッセージを出力し,#pragma指令をコメントアウトします。

 

[例]

パターン1

変換前

#pragma rtos_task task1

変換後

#pragma rtos_task task1

パターン2

変換前

#pragma rtos_task

変換後

// #pragma rtos_task