2.11.6.9 ウォッチ式の表示内容を保存する

[ファイル]メニュー→[名前を付けてウォッチ・データを保存...]を選択する,またはコンテキスト・メニューの[ウォッチ・データを展開保存...]を選択することにより,名前を付けて保存 ダイアログをオープンし,ウォッチ式と値のすべての内容をテキスト・ファイル(*.txt)/CSVファイル(*.csv)に保存することができます。

ファイルに保存する際は,すべてのウォッチ式の値を再読み込みし,取得した最新の値を保存します。

ただし,読み込み保護対象のI/Oレジスタの再読み込みは行いません。最新の内容を保存したい場合は,コンテキスト・メニューの[値を強制読み込み]を選択したのち,ファイルの保存を行ってください。

 

なお,配列,ポインタ型変数,構造体/共用体,レジスタ(部分名がついているもののみ)などの展開表示が可能なウォッチ式の場合,[名前を付けてウォッチ・データを保存...]から保存した場合と[ウォッチ・データを展開保存...]から保存した場合で動作が異なります。

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[名前を付けてウォッチ・データを保存...]から保存した場合

展開表示している場合は,各展開要素の値も保存します。展開表示していない場合は,先頭に“+”マークを付与して値は空欄になります。

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[ウォッチ・データを展開保存...]から保存した場合

展開状態にかかわらず最大255階層まで展開して,各展開要素の値も保存します。

図 2.134

ウォッチ・データ保存の際の出力イメージ

備考

[ファイル]メニュー→[ウォッチ・データを保存]の選択によりパネルの内容を上書き保存した場合,ウォッチ パネル(ウォッチ1〜4)はそれぞれ個別に扱われます。