疑似エラー・デバッグ パネル【Full-spec emulator】【E1】【E20】


疑似エラー・デバッグ・ソリューションの機能の中心となるパネルです。

疑似エラー・デバッグ・ソリューションについての詳細は,「2.21 疑似エラー・デバッグ【Full-spec emulator】【E1】【E20】」を参照してください。

図 A.57

疑似エラー・デバッグ パネル

 

ここでは,次の項目について説明します。

[オープン方法]

-

[デバッグ]メニュー→[デバッグ・ソリューション]→[疑似エラー・デバッグ]を選択

-

ソリューション一覧 パネル上の疑似エラー・デバッグの[GO]ボタンをクリック

[各エリアの説明]

(1)

疑似エラー一覧エリア

疑似エラー・デバッグにて操作対象となる疑似エラーを一覧で表示します。

各疑似エラーのノードにマウスを重ねることにより,疑似エラーの完全名を表示します。

各項目の説明は以下です。

(a)

チェック・ボックス

チェック・ボックスを選択することで,疑似エラー・デバッグ開始時にこの疑似エラーを発生させます。

(b)

発生

デバッガが停止状態のときに,この疑似エラーが発生しているかどうかを表示します。

発生している場合は“!”を表示し,発生していない場合は何も表示しません。

(c)

エラー名

この疑似エラーの短縮名を表示します。

(d)

ビット名

この疑似エラーを発生させるトリガとなるIORのビット名を表示します。

(2)

[ブレークポイント一覧]

疑似エラー・デバッグ時に設定するブレークポイントの一覧を表示します。

チェック・ボックスで選択しているブレークポイントのみ疑似エラー・デバッグ時に有効になります。

各ブレークポイントの先頭には次のようなアイコンが表示されます。

 

ブレークポイントが有効

 

ブレークポイントが無効

[ツールバー]

 

このパネルで設定した内容で疑似エラー・デバッグを開始します。

 

メイン・ウインドウ上のデバッグ・ツールバーの同ボタンの機能と同じです。

 

疑似エラー・デバッグの対象となるECM疑似エラーを選択するための疑似エラー選択 ダイアログ【Full-spec emulator】【E1】【E20】をオープンします。

 

すべての疑似エラーのエラー状態をクリアします。

 

ブレークポイントを追加するためのブレークポイント設定 ダイアログ【Full-spec emulator】【E1】【E20】をオープンします。

 

[ブレークポイント一覧]で選択しているブレークポイントを削除します。