-space


最適化リンケージエディタ(rlink)・オプション / 出力オプション

[指定形式]

-space [= {<数値> | Random}]

 

[詳細説明]

-

出力範囲のメモリの空き領域を、ユーザが指定するデータで充填します。

-

充填するデータとしては、乱数、もしくは16進数の数値を指定することができます。

-

空きエリアを埋める方法は、出力範囲指定方法によって下記のように異なります。

-

outputオプションの出力範囲がセクション指定の場合

-

指定されたセクション間に空きが存在した場合に指定データを出力

-

outputオプションの出力範囲がアドレス範囲指定の場合

-

指定された範囲内に空きが存在した場合に指定データを出力

-

fix_record_length_and_alignオプションを指定した場合

-

セクション先頭アドレスをアライメント数で割り切れるアドレスに整合したとき、セクション先頭に空き領域が存在する場合に指定データを出力

-

オプションで指定したデータレコード長にセクション終端が満たない場合に指定データを出力

[備考]

-

本オプションにてサブオプションの指定がされなかった場合は、空きエリアへの出力は行いません。

-

本オプションはform={binary|stype|hexadecimal}オプションを指定した場合か、または-fix_record_length_and_alignオプションを指定した場合にのみ有効となります。