-padding


最適化リンケージエディタ(rlink)・オプション / 出力オプション

[指定形式]

-padding

 

[詳細説明]

-

セクションサイズが、セクションのアライメントの倍数となるように、セクション終端にデータを埋め込みます。

[例]

-start=P,C/0 -padding

Pセクションのアライメント:4バイト

Pセクションのサイズ:0x06バイト

Cセクションのアライメント:1バイト

Cセクションのサイズ:0x03バイト

の場合、

Pセクションに2バイトのパディングデータを埋め込んで、サイズを0x08バイトにしてリンクする。

-start=P/0,C/7 -padding

Pセクションのアライメント:4バイト

Pセクションのサイズ:0x06バイト

Cセクションのアライメント:1バイト

Cセクションのサイズ:0x03バイト

の場合、

Pセクションに2バイトのパディングデータを埋め込んで、サイズを0x08バイトにしてリンクすると、Cセクションと重複してしまうため、E0562231エラーを出力する。

[備考]

-

生成するパディングデータの値は0x00です。

-

絶対アドレスセクションには、パディングを行いませんので、絶対アドレスセクションはユーザにてサイズを調整してください。