3.2.7 クロスリファレンス情報

-show=xreferenceを指定した場合、シンボルの参照情報(クロスリファレンス情報)を出力します。

クロスリファレンス情報の出力例を示します。

*** Cross Reference List ***
(1)  (2)        (3)            (4)       (5)
No   Unit Name  Global.Symbol  Location  External Information
0001 a
     SECTION=P  _func
                               00000100
                _func1
                               00000116
                _main
                               0000012c
                _g
                               00000136
     SECTION=B
                _a
                               00000190  0001(00000140:P)
                                         0002(00000178:P)
                                         0003(0000018c:P)
0002 b
     SECTION=P
                _func01
                               00000154  0001(00000148:P)
                _func02
                               00000166  0001(00000150:P)
0003 c
     SECTION=P
                _func03
                               00000184

項番

説明

(1)

Unit番号。オブジェクト単位の識別番号

(2)

オブジェクト名。

リンク時の入力指定順になる

(3)

シンボル名。セクションごとに配置アドレスの昇順に出力される

(4)

シンボルの配置アドレス。

-form=relocate指定時は、セクション先頭からの相対値となる

**OVER**と表示された場合は、アドレスが32bitで表現できる範囲を超えたことを示す

(5)

参照している外部シンボルのアドレスを表す。

出力形式は以下のようになる。

<Unit番号>(<アドレス or セクション内オフセット>:<セクション名>)