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2.5.3 アップロードを実行する

現在接続しているデバッグ・ツールのメモリ内容を,任意のファイルに保存(アップロード)することができます。

アップロードは,[デバッグ]メニュー→[デバッグ・ツールからアップロード...]を選択することによりオープンするデータ保存 ダイアログで行います。

このダイアログにおいて,次の手順で操作を行ってください。

図 2.88

メモリ内容のアップロード(データ保存 ダイアログ)

(1)

[ファイル名]の指定

保存するファイル名を指定します。

テキスト・ボックスに直接入力するか(最大指定文字数:259文字),またはドロップダウン・リストより入力履歴項目を選択します(最大履歴数:10個)。

また,[...]ボタンをクリックすることでオープンするデータ保存ファイルを選択 ダイアログにより,ファイルを選択することもできます。

(2)

[ファイルの種類]の指定

保存するファイルの形式を次のドロップダウン・リストにより選択します。

選択できるファイルの形式は次のとおりです。

表 2.3

アップロード可能なファイル形式

リスト表示

形式

インテル・ヘキサ・フォーマット (*.hex)

ヘキサ・フォーマット

モトローラSフォーマット (*.mot)

Sレコード・フォーマット

バイナリ・データ (*.bin)

バイナリ・データ・フォーマット

インテル・ヘキサ・フォーマットでは常に“拡張リニアアドレスレコード(32ビット・アドレス)”で保存します。

(3)

[保存範囲 アドレス/シンボル]の指定

ファイルに保存する範囲を“開始アドレス”と“終了アドレス”で指定します。

それぞれのテキスト・ボックスに16進数の数値/アドレス式を直接入力するか,またはドロップダウン・リストより入力履歴項目を選択します(最大履歴数:10個)。

備考

このテキスト・ボックスで[Ctrl]+[Space]キーを押下することにより,現在のキャレット位置のシンボル名を補完することができます。(「2.21.2 シンボル名の入力補完機能」参照)。

(4)

[保存]ボタンのクリック

指定したファイルに指定した形式で,メモリ内容をアップロード・データとして保存します。