開発ツール

R_TMRDn_Get_PulseWidth

16ビット・タイマRDnのパルス幅を読み出します。

備考1. 本 API 関数を呼び出しは、16ビット・タイマRDnをインプット・キャプチャ機能で使用している場合に限られます。

備考2. パルス幅測定中にオーバフロー（2回以上）が発生した場合、正常なパルス幅を読み出すことはできません。

[指定形式]

#include “r_cg_macrodriver.h”

#include “r_cg_timer.h”

void R_TMRDn_Get_PulseWidth ( uint32_t * const active_width,
uint32_t * const inactive_width, timer_channel_t channel );

備考 n は、チャネル番号を意味します。

[引数]

I/O	引数	説明
O	unit32_t * const active_width;	読み出したアクティブ・レベル幅を格納する領域へのポインタ
O	uint32_t * const inactive_width;	読み出したインアクティブ・レベル幅を格納する領域へのポインタ
I	timer_channel_t channel;	読み出し対象端子 TMCHANNELA : TRDIOAn端子 TMCHANNELB : TRDIOBn端子 TMCHANNELC : TRDIOCn端子 TMCHANNELD : TRDIODn端子

[戻り値]

なし

使用例(アウトプットコンペア機能)

一定間隔でトグル動作を行い，デューティ50％の方形波を出力する

[波形例]

[GUI設定例]

タイマ			使用する
	TMRD0		使用する
		アウトプットコンペア機能	使用する
		カウントソース設定	内部クロック
		内部クロック設定	fIH
		カウント動作	TRDGRA0コンペア一致後もカウント継続
		カウンタクリア	TRDGRA0コンペア一致でクリア
		レジスタ機能設定(TRDGRC0)	ジェネラルレジスタ
		レジスタ機能設定(TRDGRD0)	ジェネラルレジスタ
		コンペア値設定TRDGRA0	100(μs)(実際の値：100)
		出力設定TRDIOA0端子	初期出力 “L” コンペア一致トグル出力
		TRDGRA0コンペア一致割り込み許可	使用する

[API設定例]

r_main.c

void main(void)

{

R_MAIN_UserInit();

/* Start user code. Do not edit comment generated here */

/* Start TMRD0 counter */

R_TMR_RD0_Start();

while (1U)

{

;

}

/* End user code. Do not edit comment generated here */

}

使用例(PWMモード(最大3本のPWM出力))

指定した周期、デューティのPWM出力を行う