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2.16.4.2 アクセス系イベントを編集する

設定したアクセス系イベントのアドレス条件,データ条件,およびパス・カウント条件【IECUBE】【シミュレータ】を編集します。

編集は,イベント パネルにおいて,編集したいアクセス系イベントにキャレットを移動したのち,コンテキスト・メニュー→[条件の編集...]を選択することでオープンする詳細 ダイアログ(アクセス・イベント)にて行います。

イベント パネル上の次のイベントが対象となります。

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ハードウエア・ブレーク・イベント(アクセス系)

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組み合わせブレーク・イベント【E1】【E20】の詳細情報内におけるアクセス系イベント

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トレース・イベントの詳細情報内における開始/終了条件のアクセス系イベント【E1】【E20】【COM Port】

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ポイント・トレース・イベントの詳細情報内におけるアクセス系イベント

図 2.105

詳細 ダイアログ(アクセス・イベント)の例【シミュレータ】

(1)

[アドレス条件]の編集

アクセス系イベントのアドレス条件を編集することができます。

図 2.106

[アドレス条件]【IECUBE】

図 2.107

[アドレス条件]【E1】【E20】【EZ Emulator】【COM Port】

図 2.108

[アドレス条件]【シミュレータ】

(a)

【IECUBE】【シミュレータ】の場合

まず,[比較条件]において,アドレスの比較条件をドロップダウン・リストより選択します。

次に,選択した比較条件に応じて下段に表示される指定欄において,アドレス値を指定します。

[比較条件]のリスト

設定方法

アドレス一致(==)

選択することにより下段に表示される[アドレス]において,比較対象となるアドレス値をアドレス式で直接入力により指定します。

アドレス以上 (>=)

アドレス以下 (<=)

アドレス範囲内 (<=Addresses<=)

選択することにより下段に表示される[開始アドレス]/[終了アドレス]において,アドレス範囲となる開始アドレスと終了アドレスをアドレス式で直接入力により指定します。

アドレス範囲内 (<=Addresses<=)

なお,指定したアドレス値に対するアドレス・マスク値を指定することができます。【シミュレータ】

この場合は,[アドレス・マスクを使用する]において,[はい]を選択したのち,下段に表示される[マスク値]において,16進数のアドレス・マスク値を直接入力により指定してください。

(b)

【E1】【E20】【EZ Emulator】【COM Port】の場合

[アドレス]において,現在設定されているアクセス系イベントのアドレスが表示されます。

設定アドレスを変更する場合は,アドレス値をアドレス式で直接入力により指定します。

(2)

[データ条件]の編集

アクセス系イベントのデータ条件を編集することができます。

図 2.109

[データ条件]

(a)

アクセス種別の指定

[アクセス種別]において,アクセス種別を次のドロップダウン・リストより指定します。

リード

リード・アクセスが発生した場合に,条件成立となります。

ライト

ライト・アクセスが発生した場合に,条件成立となります。

リード/ライト

リード,またはライト・アクセスが発生した場合に,条件成立となります。

(b)

アクセス・サイズの指定

[アクセス・サイズ]において,アクセス・サイズを次のドロップダウン・リストより指定します。

指定無し

すべてのアクセス・サイズに対してアクセスが発生した場合に,条件成立となります。

1バイト

1バイトのアクセスが発生した場合に,条件成立となります。

2バイト

2バイトのアクセスが発生した場合に,条件成立となります。

(c)

データ比較条件の指定

まず,[比較条件]において,データの比較条件を次のドロップダウン・リストより指定します。

次に,選択した比較条件に応じて下段に表示される指定欄において,データ値を指定します。

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【IECUBE】【シミュレータ】の場合

指定無し

データ値を指定しません。

データ一致 (==)

選択することにより下段に表示される[比較データ]において,比較対象となる16進数のデータ値を直接入力により指定します。

データ不一致 (!=)

指定値以上 (>=)

指定値以下 (<=)

範囲内 (<=Value<=)

選択することにより下段に表示される[下限データ]/[上限データ]において,データ範囲となる16進数の下限データと上限データを直接入力により指定します。

範囲外 !(<=Value<=)

 

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【E1】【E20】【EZ Emulator】【COM Port】の場合

指定無し

データ値を指定しません。

データ一致 (==)

選択することにより下段に表示される[比較データ]において,比較対象となる16進数のデータ値を直接入力により指定します。

(d)

データ・マスクの指定

[データ・マスクを使用する]において,データ値に対するマスク値を指定する場合は[はい]を選択します。[はい]を選択することにより下段に表示される[マスク値]において,5桁までの16進数のデータ・マスク値を直接入力により指定してください。

(3)

[パス・カウント条件]の編集【IECUBE】【シミュレータ】

アクセス系イベントのパス・カウント条件を編集することができます。

パス・カウント値を,1~65535の範囲の10進数で直接入力により指定してください。

図 2.110

[パス・カウント条件]