ref_alm

iref_alm

概要

アラーム・ハンドラ詳細情報の参照

C言語形式

 ER      ref_alm ( ID almid, T_RALM *pk_ralm );
 ER      iref_alm ( ID almid, T_RALM *pk_ralm );
パラメータ

I/O

パラメータ

説明

I

 ID      almid;
アラーム・ハンドラのID

O

 T_RALM  *pk_ralm;
アラーム・ハンドラ詳細情報を格納する領域へのポインタ



【 アラーム・ハンドラ詳細情報T_RALMの構造 】

 typedef struct  t_ralm {
         STAT    almstat;        /*現在状態*/
         RELTIM  lefttim;        /*残り時間*/
 } T_RALM;


機能

almidで指定されたアラーム・ハンドラのアラーム・ハンドラ詳細情報(現在状態,残り時間など)をpk_ralmで指定された領域に格納します。

- almstat
アラーム・ハンドラの現在状態が格納されます。

TALM_STP: 停止状態(STP状態)

TALM_STA: 動作状態(STA状態)

- lefttim
アラーム・ハンドラが次に起動するまでの残り時間(単位:ミリ秒)が格納されます。対象アラーム・ハンドラが停止状態の場合,lefttimは不定値となります。

戻り値

マクロ

数値

意味

E_OK

0

正常終了

E_ID

-18

不正ID番号

- almid≦0

- almidVTMAX_ALH

E_CTX

-25

コンテキスト・エラー

- CPUロック状態から本サービス・コールを発行した。

- 「PSW.IPL > カーネル割り込みマスクレベル」の状態から本サービス・コールを発行した。

備考 タスクからiref_almを発行した場合,および非タスクからref_almを発行した場合,コンテキスト・エラーは検出されず,システムの正常な動作は保証されません。