fetrap


FEレベル・ソフトウエア例外命令を行います。(FE-level Trap)

[指定形式]

-

fetrap vector4

[機能]

復帰PC(fetrap命令の次の命0令のアドレス)と現在のPSWの内容を,それぞれFEPCとFEPSWに退避し,例外要因コードをFEICレジスタに格納,PSWを例外要因にしたがって更新します。続いて,例外ハンドラ・アドレスに分岐し,例外処理を開始します。

vector4と例外要因コード,例外ハンドラ・アドレスのオフセットの対応は表 5.43 vector4と例外要因コード,例外ハンドラ・アドレスのオフセットの対応で示されます。例外ハンドラ・アドレスは,表 5.43 vector4と例外要因コード,例外ハンドラ・アドレスのオフセットの対応が示すオフセット・アドレスを元に計算されます。

表 5.43

vector4と例外要因コード,例外ハンドラ・アドレスのオフセットの対応

vector4

例外要因コード

オフセット・アドレス

0H

指定不可

1H

00000031H

30H

2H

00000032H

(中略)

FH

0000003FH

[詳細説明]

-

アセンブラでは,機械語命令のfetrap命令が1つ生成されます。

[フラグ]

CY

OV

S

Z

SAT