prcv_mbx

iprcv_mbx

概要

メッセージの受信(ポーリング)

C言語形式

 ER      prcv_mbx ( ID mbxid, T_MSG **ppk_msg );
 ER      iprcv_mbx ( ID mbxid, T_MSG **ppk_msg );
パラメータ

I/O

パラメータ

説明

I

 ID      mbxid;
メールボックスのID

O

 T_MSG   **ppk_msg;
メッセージの先頭アドレスを格納する領域へのポインタ



【 TA_MFIFO属性用メッセージT_MSGの構造 】

 typedef struct  {
         VP   *msghead;       /*RI600V4管理領域*/
 } T_MSG;


【 TA_MPRI属性用メッセージT_MSG_PRIの構造 】

 typedef struct  {
         T_MSG   msgque;      /* メッセージヘッダ*/
         PRI     msgpri;      /* メッセージ優先度 */
 } T_MSG_PRI;


機能

mbxidで指定されたメールボックスからメッセージを受信し,その先頭アドレスをppk_msgで指定された領域に格納します。

ただし,本サービス・コールを発行した際,対象メールボックスからメッセージを受信することができなかった(待ちキューにメッセージがキューイングされていなかった)場合には,メッセージの受信は行わず,戻り値としてE_TMOUTを返します。

戻り値

マクロ

数値

意味

E_OK

0

正常終了

E_ID

-18

不正ID番号

- mbxid≦0

- mbxidVTMAX_MBX

E_CTX

-25

コンテキスト・エラー

- CPUロック状態から本サービス・コールを発行した。

- 「PSW.IPL > カーネル割り込みマスクレベル」の状態から本サービス・コールを発行した。

備考 タスクからiprcv_mbxを発行した場合,および非タスクからprcv_mbxを発行した場合,コンテキスト・エラーは検出されず,システムの正常な動作は保証されません。

E_TMOUT

-50

ポーリング失敗