ref_mbx

iref_mbx

概要

メールボックス詳細情報の参照

C言語形式

 ER      ref_mbx ( ID mbxid, T_RMBX *pk_rmbx );
 ER      iref_mbx ( ID mbxid, T_RMBX *pk_rmbx );
パラメータ

I/O

パラメータ

説明

I

 ID      mbxid;
メールボックスのID

O

 T_RMBX  *pk_rmbx;
メールボックス詳細情報を格納する領域へのポインタ



【 メールボックス詳細情報T_RMBXの構造 】

 typedef struct  t_rmbx {
         ID      wtskid;         /*待ちタスクの有無*/
         T_MSG   *pk_msg;        /*待ちメッセージの有無*/
 } T_RMBX;


機能

mbxidで指定されたメールボックスのメールボックス詳細情報(待ちタスクの有無,待ちメッセージの有無など)をpk_rmbxで指定された領域に格納します。

- wtskid
メールボックスの待ちキューにタスクがキューイングされているか否かが格納されます。

TSK_NONE: 待ちキューにタスクはキューイングされていない

その他: 待ちキューの先頭にキューイングされているタスクのID

- pk_msg
メールボックスの待ちキューにメッセージがキューイングされているか否かが格納されます。

NULL: 待ちキューにメッセージはキューイングされていない

その他: 待ちキューの先頭にキューイングされているメッセージの先頭アドレス

戻り値

マクロ

数値

意味

E_OK

0

正常終了

E_ID

-18

不正ID番号

- mbxid≦0

- mbxidVTMAX_MBX

E_CTX

-25

コンテキスト・エラー

- CPUロック状態から本サービス・コールを発行した。

- 「PSW.IPL > カーネル割り込みマスクレベル」の状態から本サービス・コールを発行した。

備考 タスクからiref_mbxを発行した場合,および非タスクからref_mbxを発行した場合,コンテキスト・エラーは検出されず,システムの正常な動作は保証されません。