-
act_tsk
iact_tsk
-
ER act_tsk ( ID tskid );
ER iact_tsk ( ID tskid );
|
MOV A, #tskid
CALL !!_act_tsk
MOV A, #tskid
CALL !!_iact_tsk
|
tskidで指定されたタスクをDORMANT状態からREADY状態へと遷移させます。
これにより,対象タスクは,初期優先度に対応したレディ・キューの最後尾にキューイングされ,RI78V4のスケジューリング対象となります。
ただし,本サービス・コールを発行した際,対象タスクがDORMANT状態以外の状態へと遷移していた場合には,状態操作処理は実行されず,起動要求カウンタの加算処理(起動要求カウンタに0x1を加算)が実行されます。
備考1 RI78V4が管理する起動要求カウンタは,7ビット幅で構成されています。このため,本サービス・コールの発行により,起動要求数が最大カウント値127を越える場合には,カウンタ操作処理は実行されず,戻り値として“E_QOVR”が返されます。
備考2 本サービス・コールの発行により起動されたタスクには,起動コードとして“
拡張情報exinf”が引き渡されます。